いつか命の終わる日が 少年陰陽師

発売日 : 2016/07/30
件の予言に苦しむリュウ斎の運命を描いた表題作他、6編が短編集に!
時は平安、若き陰陽師・安倍晴明と、その無二の親友・榎リュウ斎。彼は、生まれたときからある予言に縛られていた。件の予言ははずれない。その予言は必ず、現実のものとなる――苦しみながらもその運命に立ち向かい、友として晴明を気に掛け続けた彼の行く末は……(「いつか命の終わる日が」)。その他、昌浩の邸に来た当初の彰子が生家に思いを馳せる一幕「あの日、髪を切ったとき」など、ファン垂涎の6編が短編集になって登場!

※リュウ=「山(やまかんむり)」に「立」

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

角川ビーンズ文庫の新刊

  • 初夜のベッドに花を撒く係(メイド)、魔族の偽装花嫁になる 1年のはずが100年契約でした
    初夜のベッドに花を撒く係(メイド)、魔族の偽装花嫁になる 1年のはずが100年契約でした
    これって本当に偽装ですか!? 一途で甘くて重いニセ偽装結婚ラブコメ!
    棚本いこま (著者) / むいこ (イラスト)
    発売日: 2025/07/01
    角川ビーンズ文庫
    試し読みする
  • 「死んでみろ」と言われたので死にました。 5
    「死んでみろ」と言われたので死にました。 5
    最愛の人の呪いを解いて、未来へ――逆行令嬢の死に戻りロマンス、完結巻!
    江東 しろ (著者) / 蘭 らむ (イラスト) / whimhalooo (キャラクター原案)
    発売日: 2025/07/01
    角川ビーンズ文庫
    試し読みする
  • 人見知り乙女と鬼の婚約者 期間限定婚約のはずが、永遠の愛を誓われました!?
    人見知り乙女と鬼の婚約者 期間限定婚約のはずが、永遠の愛を誓われました!?
    期間限定婚約者は鬼族の当主!? 妖に愛される少女と鬼の溺愛!
    一ノ瀬 亜子 (著者) / 憂 (イラスト)
    発売日: 2025/07/01
    角川ビーンズ文庫
    試し読みする
  • 生贄として捨てられたので、辺境伯家に自分を売ります いつの間にか聖女と呼ばれ、溺愛されていました 3
    生贄として捨てられたので、辺境伯家に自分を売ります いつの間にか聖女と呼ばれ、溺愛されていました 3
    私は自分で決める――生き方も、居場所も、隣にいてほしい「好きな人」も!
    shiryu (著者) / RAHWIA (イラスト)
    発売日: 2025/05/30
    角川ビーンズ文庫
    試し読みする
  • わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!? 5
    わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました 実は溺愛されていたって本当なの!? 5
    内乱発生――無事に帰国できるのか!? 元義姉弟の溺愛第5弾!
    夕日 (著者) / 眠介 (イラスト)
    発売日: 2025/05/30
    角川ビーンズ文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2016/12/31
    いつか命の終わる日が。その時にたった一つだけ、楽しみな事があるの。顔も隠さず何にも隔たれないまま思うさま貴方の名前を読んで話をする事。人と神という種族の隔たりなく手を取り触れ合う事。隠してあった沢山の秘密と伝えきれないほどの沢山の愛の言葉を飽きるほどに囁く事。忌まわしいこの記憶を捨て去ってしまえる事。貴方と約束の釣りに行く事。どうだ見たか、お前の分も幸せになったぞとに向けて大上段に自慢する事。その幸せを一番最後の最後まで見届ける事。神も人も、いつか命の終わる日が来る。だからこそ、人を幸せにするのだ陰陽師は
  • ガーガー
    2016/08/19
    ネタバレあり
    「ただ、なんとなく」昌浩が生まれた日の兄ズの話。後継を紅蓮に結果的に選ばせている晴明、すごい…!「あの日、髪を切ったとき」すんなり安倍家に溶け込んだと思ってたけど、彰子はそーと悩んでたんだな。でも、実際に会っても我慢して偉い!「約定か、詭弁か」長兄、妖怪に脅されてぬらりとかわす度胸がすごい!あと恐妻家じゃなくて愛妻家じゃないの…?「いつか命の終わる日が」怪我した後の晴明の話。言霊があるって本当。りゅうさいが言っていた事を晴明が果たした。二人は親友だったのに件め
  • フキノトウ
    2016/11/05
    ネタバレあり
    番外編。榎のお話があるから、重いんだろうと躊躇していましたが読み始めるとカラッとした榎の人柄が出ている話で、しんみりしますが思いがけず爽やかな読後感に驚きました。改めて晴明と榎の友情はかけがえのないものだったんだなと思いました。そして、安倍の三兄弟の話もありとても面白かったです。長く続く作品ですが、最初から読み返したくなってきました(無謀かも)。
  • nono
    2017/03/19
    少年陰陽師シリーズ番外短編集。なんとなく既読感のある話が多く、本編の殺伐とした流れとは又違う穏やかな読後感。さくさく読了。
  • 白火
    2016/08/09
    「ただ、なんとなく」は見覚えあるなと思ったらゲームの時の特典小説!これ好きだったんだよな。玄武と汐の話は以前の短編の時に可愛いやら切ないやらで、また何時か逢えたらいいなあとか思っていたけど…どうなのかなー。「いつか命の終わる日が」は、こんな二人の友情が何時までも続けばよかったのに、件の呪いなんかなければよかったのにと思い、でもそれがなければ岦斎は郷を出てこなかったのかな?と考える(都に出て来さえしていればいずれは晴明に関わりに来てた気がするw)と、件の呪いがあったからこそ始まった絆なのだろうな、とも思い。