かみさまドクタ- 怪医イサナさんの症例報告

発売日 : 2016/08/10
人類の医学で人ならざる者たちを救う、医師たちの物語
人類の医学をもって、『人ならざる者たち』を治(なお)せ!
前代未聞の『医療』ノベル登場!

医療。命あるものが健やかに生活するための、極めて重要な役割。それは、急に『人ならざる者』が現れて、人類と共同生活をはじめても、変わることはありませんでした。むしろ、医療という概念が希薄な彼らは、積極的に人間のお医者さんを利用するようになったのです……。
わたし、新人医師の伊佐奈詠(いさなよみ)が配属された診療科には、そんな"人でないひとたち"が次々とやってきます。立ちくらみがするという吸血鬼や、夢魔の癖に不眠症という矛盾に満ちた夢魔。あるときは医師に非協力的な天狗をなだめたりする――非常にこう、カオスな日々を過ごしてます。
わたしに、指導医の空騎(うつろぎ)先生と、看護師のあきみさん。この3人で、よくわからないひとたちのよくわからない症状を、人類の医学を使って解決する。このお話は、そんな物語です。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048922852

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/08/11
    様々な怪異が利用する診療科に配属された新人医師の伊佐奈詠が、忙しくカオスな日々を過ごす医療コメディ物語。んー、お仕事コメディ系の作品としてはそこそこ楽しめたと思うし、キャラもそれぞれ立っていて悪くは無いんだけど、際立った個性というか惹きつけるモノを感じる事は出来ませんでした。怪異の患者さん達に向き合って、彼らの悩みを解決するために頑張る姿は好感が持てて良かったんですけどね。読み終わった後は何か物足りなさを感じてしまいました。次巻は覚えていたら買おうと思います。
  • ソラ
    2016/08/29
    初見の作家さんだったけれど普通に面白かった。設定としてはよくありそうな話だけど、程よくはーとうぉーみんぐで読後感もすっきり。続きを読んでいきたい作品。
  • 中性色
    2016/08/19
    いわゆる人によって30点もあれば120点もあるという作品に比べると、これは安定的に70~80点がとれる作品といった具合かな。ここまで用語がすらすら出てくるのはおそらく調べたからじゃなく、作者にもともとの知識があったからだろうな。ヨミの正体はわかりやすかったけど、そう考えて題名に繋がっていくのはうまいと思うなぁ。ただ、怪異である必要性がないタイプもいくつか見受けられたので、それがどうかなといった感じか。しかし、天使ではあるが彼女はあくまで一般人なのか。
  • たこやき
    2016/11/08
    人ではないモノ、怪異の病を治す医者を題材とした作品。といいつつ、医学的な話は1編目のみで、あとは、怪異と人間の違いをクローズアップしたような内容。これはこれでアリなのだけど、折角の設定が活かし切れていないかな? とも感じた。ヒロインの正体は、こうして粗筋とかを見ると一目瞭然だなぁ、と思ったり。
  • たにやん
    2016/08/25
    新人医師・伊佐奈詠が配属された「総合生物診療科」。そこは吸血鬼や天狗などの"じんがい"を専門に治療を行う部所だった。医療×怪異という異色の組み合わせな内容は斬新であり、けっこう楽しめました。ラノベらしくキャラも良いし、話もテンポよく進むしで読みやかったです。願わくば続編希望です。