九十九さん家のあやかし事情 5 五人の兄と、狐の嫁入り

発売日 : 2016/09/12
思い出すのは、母の面影。五人の兄と妹と、あやかしが暮らす家族の物語。
あやかし箱が紐解かれてから、九十九家兄妹に寄り添ってきた2体のあやかしがいる。白蛇の雷電と妖狐の風牙。そんな彼らをあやかしの家族が迎えに現れた。兄たちとあかねが下す決断は? そして別れの時が訪れる――
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040709352

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みんなのレビュー

  • 合縁奇縁
    2024/03/10
    ネタバレあり
    九十九家シリーズ第5弾!完結。白蛇の雷電と妖狐の風牙。そんな彼らをあやかしの家族が迎えに現れた。今回は、尊大な白蛇の雷電と、あかねに付き従う妖狐の風牙の家族が登場。雷電のお姉さんたちが出てきてどうなるかと思ったけど、雷電の封印があっさり解けてぬいぐるみから出られるようになり、百兄と和解した雷電はこのまま九十九家兄妹の家にいる事になって良かった。風牙はずっと捜していたお母さんの野分さんとやっと再会出来たのにラストの悲しい結末に泣き、あかねが「彼岸との境い目」でお父さんを待っている
  • はつばあば
    2020/02/13
    もしもこの巻が最終ならとてもいい終わり方で蓮月と言う名に相応しい作品だったかと。百太郎と雷電さんの絆は添い遂げるまで昇華させるなんて凄いです。あかねさんには風牙と暁さんが寄り添ってくれますが・・5人のお兄さんにとって可愛い妹。三途の川でお父さんを待っているお母さんに会えて良かった。めんどくさい亭主をもったのはあかねちゃんのお母さんだけじゃない・・私もかも(^^;
  • 佐島楓
    2016/10/10
    みんな、あきれるほどに不器用だ。人間はもちろん、あやかしも、神様でさえも。誰かのぬくもりをいとおしいと思うのは、みんな同じ。中心にいるあかねのやさしさに引き付けられ、集まってくる。まっすぐな想いは、かなうのだろうか。
  • Kana
    2021/02/11
    ネタバレあり
    シリーズ5作目。雷電のお姉さんたちが出てきてどうなるかと思ったけど、何とか長男百太郎と一緒にいられるようになって良かった。今回は暁さんが遠鳴堂シリーズの主人公明くんの腹違いのお兄さんだとわかった。こういう繋がりが嬉しい。風牙は風牙の母、野分と会えたけど、少ししか一緒にいられず悲しかった。あかねは暁と風牙とずっと一緒にいられるといいな。もっと続きが読みたい。
  • よっしー
    2022/08/19
    ネタバレあり
    まさに大団円といった感じの最後でした。雷電と百の約束、風牙の母親との邂逅。今までに出てきた伏線が全て回収されたのでは…と思うぐらい、綺麗に纏まっていました。暁のいう「弟」が誰を指すのかも分かり、遠鳴堂シリーズも、読んだ身としては嬉しい限りです。ブラコンシスコンな彼ら6人ですが、今後各々一人立ちできるのか…という不安だけは残りましたが、読了感はスッキリです。