前略、英雄候補は強くなるためにセンセイと××します。 2
発売日 :
2016/09/21
「わ――わたしはアリシエルさんみたいに、ちょろい女じゃないのですよ!」
七十年に一度、一人の英雄と六の霊魔が世界の命運を賭して闘争する霊魔大戦。不完全な英雄候補アリスとエミリアが次に相対するは第二の霊魔、水の悪姫ウンディーネ。ウンディーネとの戦いの地・ポセイドンへ向かう準備を行うグレイブたちの前に、「好きだよ、具体的には、一緒にお風呂に入っても良いかなってぐらい」
グレイブの喪われた過去を知る三十路のボクっ娘殺し屋少女――メメントが現れる。さらに、エミリアの父『道化王』ビフロがエミリアに縁談の話を持ち込み、ウンディーネ退治の旅は大混乱に陥る。そんな中、エミリアの胸には謎の感情が生まれだしていて――。先生(元英雄)×少女(英雄候補)の世界救済ラブコメディ第二弾!
グレイブの喪われた過去を知る三十路のボクっ娘殺し屋少女――メメントが現れる。さらに、エミリアの父『道化王』ビフロがエミリアに縁談の話を持ち込み、ウンディーネ退治の旅は大混乱に陥る。そんな中、エミリアの胸には謎の感情が生まれだしていて――。先生(元英雄)×少女(英雄候補)の世界救済ラブコメディ第二弾!
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040686288
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みんなのレビュー
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藤崎2016/09/277真面目が行きすぎてヤンデレ入ってるヒロインと昼行燈に生きてるようで虚無を抱えた主人公の、世界の危機を踏み台にしたラブコメ第2弾。今回は2番目の人の回しつつまたヤバいのが増える展開。そして水着回。2巻ですがそんなの関係なく水着回。さらに相変わらず世界を救うとか完全に添え物で実際はラブコメしてるだけという開き直り仕様が素敵。ってか前回のサラマンダーと違ってウンディーネさんがセリフひとつすらなく即退場しててもう本当に舞台装置扱いで嗚呼哀れ。ともあれ、情念は煮詰めれば煮詰めるほど味が出るので今後の発展も楽しみです
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ささきち2017/04/196う〜ん1巻で期待して楽しみにしていたグレグレの本当の目的関係がほぼなかった事に悲しみを感じております。この巻は作者が遊びに遊んでいる気がしなくもない、世界を救うとか鼻くそレベルで無視してヒロインの水着だ!グレグレの夢だった店開いてヒロイン達を看板娘にして遊ぶぞー!過去のヤンデレBBAがなんか来たけどそんな物はしらねぇ!って暴走してますよ。サラマンダーさんは色々と思わせぶりな事言ってくれたのにウインディーネは一言も話さず最後に数ページ空中で殺したENDだからなまじかわいそう…。
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びぜんや2016/10/064何がとは言わないけれど、「いやぁ、割り切ってきたなぁ」というのが感想。それは悪い意味ではなく、ライトファンタジーとしていいバランスだと思いますね。南国情緒を前面に押し出した描写は程よい非日常感がありますし、ヒロイン兼お色気担当としてアリシエルは早くも磐石の態勢。そこにエミリアとメメントが絡んで、いいラブコメになってきました。★★★★☆
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ミナト2016/11/093ネタバレあり世界を救う戦いがオマケで可愛い女の子と過ごすのがメインな作品の2巻。今回のテーマは初恋ってところですかね。アリシエルもエミリアも可愛いし新キャラのメメントの病みっぷりも中々で安定の葉村作品ですね。続きが出るのかどうか分からないところもいつも通りですけど。
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真白優樹2016/09/253水の霊魔との戦いに向かう中、グレイブの因縁の相手や急な縁談により大混乱が巻き起こる今巻。―――恋は時に、呪いへと変わる。恋を終わり損ねた殺し屋、届かぬ想いを抱く少女。そして英雄だとしても全ては救えず、その行動が誰かの大切な人を奪うのかもしれない。唐突に訪れる平和な日常、そして訪れる霊魔、殺し屋との戦い。そこで解き放たれる斃された筈の火の力。契約者となったエミリアの行く先とは。残る五体の霊魔との戦いにおいては何が待つのか。二つの恋は始まったばかりであり、この先にはどんな恋があるのか。 次巻も楽しみである。
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