風の大陸 第16部 水晶

発売日 : 1998/10/25
カリスウェンのうちに眠れる力が、いま大陸の歴史を動かす。大河ファンタジー第十六弾!
深遠なる闇が訪れ、霊・精霊が騒ぎはじめる。それは、呪術の支配する時間の訪れなのか!?古い会堂跡、瓦礫の中、対峙する2つの影―魔術士グラウルとソグドム教徒の祭司ガラヌー。「お前の屍はカラスに喰らわす!!」響くガラヌーの叫び声。怨念を含んだ業風が吹き荒れ、瓦礫が舞い上がる。邪と闇の闘いが、いまはじまった…。ソグドム教徒ガラヌーは、グラウルへの私怨から、第六侯カリスウェンの弟キリを誘拐―事件は決戦の時を迎えた。苦闘の中、カリスウェンのうちに眠れる力が、いま大陸の歴史を動かす。大河ファンタジー第十六弾、物語は急転し新たな局面を迎える。
  • レーベル: ファンタジア文庫
  • 定価: 528円(本体480円+税)
  • ISBN: 9784829128428
  • 判型: A6/文庫

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みんなのレビュー

  • 文庫フリーク@灯れ松明の火
    2010/10/19
    ガラヌーが期待しなかった分グッジョブ。ラスカーンは予想以上の腑抜け。キリは虚弱体質?前巻のマレブの攻めからすると、肉体の傷は浅いはずなのに。そのキリの体を肌で温めるラクシと見守るティーエ。いっそ二人で両側から温めたらいかがなものかと。六ちゃん参加も可。ぶれないグラウルが、この作品で最も好みかも。他のキャラはもっとぶれよう・歪もう・乱れましょう。ターリス姐さん・その装束は戦闘用じゃなく、別の営業に使いましょうね(笑)
  • エンブレムT
    2010/09/09
    15・16巻は《囚われの弟編》。本筋からは果てしなく外れていくようなエピソードではありましたが、なかなか楽しめました♪いろんなコトをサクッと上品に描写してるので、「行間を読みまくった結果」面白く感じたのかもしれないですが(爆)気になるのは、長編モノにたまにある《物語の都合によって呪術や剣技の設定が変わってしまう》こと。いっそアイテムを手に入れてバージョンアップしたり、失ってレベルダウンしてくれた方が納得できます。・・・まぁ、次々現れる美貌の登場人物が、そういったアイテムの代わりとも言えるんですけどね。。。
  • p.p.
    2010/12/01
    キリがなんとか助かって太陽帝国編終わりかな?と思ったらまだ続くのね。ラスカーンが思ったよりヘタレ。マレブいいぞもっとやれと思ったらあっけなく死亡。また出てこないかな?カリスウェン、死にたいのはわかるけど弟のことも考えてやれよ。ソグドム教側らしき人物とロオヌの秘薬は物語にどう絡んでくるかな?ロオヌの秘薬は太陽帝国編最初っから引っ張ってるくせに、いつになったら物語に絡んでくるやら。
  • 朱音
    2010/08/24
    表紙めくるとおおお、な感じのイラストだったりするのだけど本文ではなんともあっさりで(略、みたいな感じで)その辺りの「行間を読め」ということかもだが。グラウル先生よりもターリス姐さんがかっこいい!女傭兵・マンレイドさんがここのところ「強さ」よりも愛だのなんだの女らしさの方ばかり強調されているような気がするので姐さんの活躍超期待!それにしても呪術って万能のような気が。もうなんでもアリでもいいや…
  • みとん
    2011/03/17
    ラスカーンはマレブに依存してただけなのね。マレブもカリスウェンの怒りの炎にやられ、ガラヌーは『いつやられたの?』ってくらいあっさり(笑)この巻は呪力を持つ人たちのターン!キリが死にかけ、助かったと思ったらカリスウェンが死にかけ、続いてレイトリンが死にかけ…みんなあっさり助かりました。あんまりあっさり過ぎてビミョーなんですけど、そのお陰で話がズンズン進みました。ただ、ラクシがぞんざいに扱われてて可愛そ〜。ボイスとマンレイドもどこに出てたか…影が薄い。そして挿絵ではレイトリンがドラちゃんヘアになってた(笑)