冥暗堂偽妖怪語
発売日 :
2016/10/12
「使ってやっておくんなさい。贋作妖怪――サトリでございます」
必要とする人しか辿り着けない質屋冥暗堂。そこは二番目に大切な物を質草に、創作された“贋作妖怪”を貸し出すあやかし質屋だった。心に傷を負った借り主とまがい物の妖怪の交流が涙を誘う、心に響くあやかし譚
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784040720128
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2016/10/1746記憶を失った青年が目覚めた先は、あやかしの贋作を扱う質屋だった・・・という物語。青年の一人称ながらダークで、雰囲気は好み。青年の正体もさることながら、彼を運んできたという謎の人物「葛城」の素性も明かされておらず、おそらく続編があるはず。楽しみです。
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honoka2016/10/1845ネタバレあり作家買い、表紙絵yocoさん♡ ハートフルな妖怪ものは他にもあるけど、神奈木さんらしい魅力的なキャラとアニメ画が脳内で展開されるようなお物語で楽しめた。贋作妖怪を創るイケメン店主、美少年天然妖怪るい、記憶と右手が無い(使えない)主人公(借名小鹿)、美青年高校生実は天然妖喪君、謎の葛城。まだ小鹿の過去は解明されていない。続編を早く。
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ひぬ2025/03/2820ネタバレあり【読み放題】二番目に大切な物を質草に贋作妖怪の貸し出しをするあやかし質屋・冥暗堂に保護された小鹿。片手で包帯で巻かれ、記憶をなくしている彼は冥暗堂の贋作妖怪と交流をしますが、彼らは二週間の寿命で…二口女や目目蓮という(個人的に)マイナーな妖怪が登場。かまいたちの話はなんだか最後は心が和みました。肝心の小鹿の秘密はまだ闇の中、そして葛城も謎に包まれた人物のままなので(続刊がないのもあって)若干消化不良で終わりました。
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悠2022/10/1420偽妖怪を創る質屋の店主、子供の見た目で妖怪なるいくん、記憶がなく右手が使えない主人公小鹿くん、葛城さんは謎だらけ… ほっこりして、切なくて、良かったです❢ 謎は深まるばかりです…続編読みたいです。思わず涙ぐんでしまった…お話しもありとても、良い時間でした❢❢
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めりた@かりた2016/11/2320神奈木さんはBLで結構読んでたんですが、この頃はBL作家さんがホラーとかあやかし系とか書くの流行りなんですかね?るいくんの正体がまさかのあの妖怪で、そりゃあ紅子さんの「少しはダイエットしたら」のセリフも納得ですよね。面白かったです。まだ全然解決してないもんね。これも続くんだよね?
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