僕とやさしいおばけの駅
発売日 :
2016/10/12
そこは、大事な「だれか」に再会できる駅――心温まるやさしい物語。
母親の都合で引っ越すことになった優太。「お化けが出る」と噂されている駅で出会ったのは、しゃべる動物や謎の駅長さん。人とあやかしが再会できるという駅で、駅長さんの手伝いをすることになった優太だけど……?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040721071
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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papako2019/07/1766こちらも電子書籍セールで。楽しかった!群馬の過疎の駅にあやかしと人の出会える駅がある。横浜から引越してきた優太は、そこであやかしと人との出会いを手伝うことになって。。。やさしくあたたかいお話でした。人気が出れば続くのかしら。あっという間に読めたけど、ほっこりしました。
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はる2017/07/0358評判がいいので読んでみました。優しくて温かい物語。田舎に引っ越してきた小学生の優太が通学に使う小竹ノ駅。実は「お化けノ駅」と呼ばれて、想いを残すアヤカシと人間が再会できる場所。優太はその手伝いをすることになります。懐かしい児童文学のような、爽やかな展開。ラストもホロリとさせられます。続編があったらいいですね。
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佐島楓2016/10/2853童話風の、ちょっといいお話。駅長さんの正体は最後まで明かされなかったけれど、そのほうがいいのかも。
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九月猫2017/05/1441田舎に転校してきた優太が通学で使う駅・小竹ノ駅。おばけの駅と呼ばれるこの駅の秘密は、人間とあやかしが再会するための駅であること。駅長さんのお手伝いをすることになった優太と、お化けの駅のあやかしたちとのハートフルなお話3つ。キャラクタ小説のレーベルだけど、児童書として小学校中学年くらいから楽しめると思います。香月日輪さんの作品から優しさだけ抽出した感じで、あやかしやおばけは出ても怖くないので安心♪駅長さんの正体が謎のままなので、続きが出るといいな。
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papapapapal2021/06/2035「面白かったから読んで!」と末っ子くんから渡された一冊♪ 妖(あやかし)が集い、大切な人間と再会するという通称「お化けノ駅」。母子家庭の母の仕事の都合で、田舎の学校に転校後、出来上がった人間関係の中に入っていく勇気が持てずにモヤモヤしていた5年生の優太が、この駅を利用し、駅長代理を任されることになるお話。人も動物も物も、心が通じる瞬間は素敵。 駅での出来事を中心に描きつつ、優太の背景を思い描く事もでき、涙を誘う場面もあって楽しめた♪
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