皇帝陛下と恋する子猫
発売日 :
2016/10/28
若く聡明な皇帝×記憶喪失の子猫の中華風ケモ耳ファンタジー!
記憶を失い森で遭難しかけたところを、若き皇帝・晧月に拾われた子猫の翠玉。命の恩人と晧月に無邪気に懐くうち、王宮内に敵の多い晧月を癒やす存在となっていった。そんな折、不思議な香りに惹かれて六角堂に迷い込んだ翠玉は、気づけば耳と尻尾の生えた少年に変身していた。どうやら神官の焚いた香が原因と解り、猫に戻ろうと香りを嗅ぐが、今度は体が昂ぶって晧月の前で発情してしまって…!? 混乱する翠玉だが、その変化はこの国の「神獣伝説」と関わりがあるようで…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041048504
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
たべもも2016/11/0234ネタバレあり★★★☆☆。若き皇帝攻め×猫耳少年受けのお話。記憶をなくした子猫姿の受けは雪の中攻めに拾われよく懐き攻めの飼い猫として過ごす。子猫時代がすごく可愛かった~❤あるきっかけで子猫から耳と尻尾の生えた少年姿になってしまうけど、優しい攻めはすぐにあの子猫だと気付く。とにかく攻めが優しくて好きです!そして初代皇帝から続く神獣との契約のお話になっていきますが、ちょっと謎とき感覚で楽しめたした。最後の終わり方はもちろんハピエンですが、ブツっと終わってしまってもうちょっと余韻が欲しかったな。さらっと読了。
-
ユキモリ2016/11/0920ネタバレあり真面目な皇帝×白い子猫からケモミミ少年の変化する受。廣瀬さんのルビー文庫デビュー作。以前SHY文庫から「愛のカタチは言葉にできない」も出ているので一般作家さんがBLも書いてくれるという状況が嬉しい。こちらの中華風ファンタジーは記憶が無いまま攻に拾われた子猫がとにかく健気。少年姿もいいけれどもっと子猫の話が読みたかったな。代々の皇帝と神獣の関係が謎めいていて昏く攻が因習を一新しようと悩むのは分かるけれど、政敵が神獣を狙っているのに対処しなかったし大団円後の政敵の処遇もはっきりしないのでモヤモヤが残った。
-
nono2017/05/1517BL。中世位の中華ファンタジー。神獣を持たない皇帝と、記憶の無い泣き虫子猫。しっかりした世界観と健気で泣き虫の子猫、そして中々我慢強い皇帝に惚れ惚れしつつ、それでも頁数が少なく読み足りない感が。ファンタジーは世界観を伝える事も大切だけど、この話はもう少しこの後の世界を読みたかった。種族を越えた愛というより魂の絆のような話でしたが、子猫の愛らしさもあって楽しく読了。
-
うにすけ2016/11/1516ネタバレあり作家買い。しっかりした文章だったよねと挑戦。猫ちゃん一所懸命で可愛いけど切ない展開になりそうだなとはらはらしてたら、神獣が可哀想で辛かった。とんでもない扱いされてるよ~、泣。もう少しページがあってもいいなと思いました。そこは見せ場だよねというところが勿体無い。
-
きょん2016/11/1515中華風ファンタジーの世界観もしっかりしてて面白かったし、健気な翠玉ちゃんも可愛かったので、ページ数が足りないのが残念。神官たちの処遇とか気になるなあ。そして、投稿作のローマ時代BL読みたかったなあ。
powered by
レビューをもっと見る