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ファンタジア文庫の新刊
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スズ2017/03/01130自分の身近にいる大切な少女達をモデルにしたシナリオを執筆してきた倫也は、ついにメインヒロインシナリオ『叶巡璃ルート』の執筆に取り掛かる。倫也は、巡璃のモデルである恵と実際にイチャイチャしたり、彼女にシナリオを添削して貰いながら、シナリオの完成を目指すが……。倫也と恵の二人が甘々で、読んでいてニヤニヤしてしまった。終盤で恵が漏らした言葉にノックアウトされました。紅坂朱音が語る、作家の筆が遅筆になっていく理由に感嘆しました。自分の作品に対するクオリティに満足出来ず、試行錯誤していく内に泥沼に嵌っていくのは怖い
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S.T.2016/11/2086ネタバレあり表紙が公開された時に「これはまた破壊力あるなあ」と思ったけど、本編は余裕でそれ以上。ほんと恵は強いわ。作中ゲームの方で、「メインヒロインがぶっちぎりの一番でなくてはならない」って言われてたけど、少なくともこのラノベについてはもう完全に恵のぶっちぎりだな(苦笑)。ギャップにやられるのは王道だけど、「私そういうのめんどくさいし」な女の子が“女の子”になるのは破壊力抜群。美智留と出海はメイン巻すらなしにされて可愛そうだけどねwそしてこのままハッピーエンドといかないのが丸戸流。望んでいなかった“転”に期待。
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まりも2016/11/2078シリーズ第十一弾は加藤回。「叶巡璃」シナリオを書き始めるも、スランプに陥ってしまう話。加藤の加藤による加藤のための1冊。約2名のシナリオをすっ飛ばしちゃうとか、流石は正妻にしてメインヒロイン。もう格が違いますわ。「嫌なところ、見せるよ?」からの本読みイチャイチャ劇までの一連の流れがあまりにも素晴らしすぎて、もう最高でした。あんなに恥ずかしくて悶えそうになるイチャイチャは滅多に味わえんぞ。悶え死ぬとは正にこの事。更には引きも卑怯だし、加藤回はメインヒロインに相応しいインパクトになりそう。次巻を早く読みたい。
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よっち2016/11/1971英梨々、詩羽先輩をモデルにしたシナリオ執筆で、彼女たちの問題をクリアした倫也。伊織にも「最高のモノを作れ」と煽られ、ついにメインヒロイン『叶巡璃ルート』を書き始める第十一弾。一瞬冒頭二人相手に頑張ったのかと思ったら全然そんなことなくて(苦笑)一向に進まないメインヒロインルート執筆に迷走する倫也。何というかこれまでの傍若無人ぶりを徹底的にダメ出しされて、それでも傍から見たら甘々で親密以外の何者でもない距離感を改めて自覚した二人のさりげないやりとりに轟沈させられました…ここからどう動いていくのか楽しみですね。
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わたー2016/12/0468★★★★★本編11冊目にして、真のメインヒロイン爆・誕。恵がかわいすぎるううううううう。エリリや先輩のときのように大きなドラマなんてない。そこにあるのは、ひとつのものを一緒に作る時間と心地好い空気感だけ。だけど、だからこそ、恵の飾らない可愛さがこんなにも光る。前の二人や、当番回を飛ばされた二人とは一線を画す、正にメインヒロインの風格。1巻を読んだときには、まさかこんなにも魅力的に化けるとは誰が想像しただろうか。それだけに、不穏なエピローグが気になる。こんなの待ちきれるわけがないじゃあないか。
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