ブル-ム-ン・ラプソディ-
発売日 :
2016/11/30
アンコール外伝集第9弾! 久々の二人きりの旅行。でも圭は憂い顔で…?
多忙な演奏活動の合間に、久々に二人きりで箱根旅行に出掛けた圭と悠季。束の間のゆったりとした時間は癒やしを与えてくれるが、悠季は圭が何かを思い悩んでいる様子が引っかかる。それはどうやら「桐ノ院オケ」の人事に関することのようで…?(『続・咲く日まで』)。その他、家庭を持った五十嵐の奮闘を描いた表題作、他1作品など、オーケストラに生きる人々の悲喜こもごもを描いた短編3本を収録した、大好評アンコール外伝集第10弾。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784041049983
シリーズ作品
一覧で見る
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
瀧ながれ2016/12/0529五十嵐このばか!ずっとフジミを見てきたファンにとっては、もうフジミのメンバー全員が大事なの、身内みたいな気持ちなの、ちゃんと見守ってるの。幸せボケして腑抜けてんじゃないよ、ほんとにもう。彼はフジミの末っ子ですね。苦悩する桐ノ院に同情しました。そこでトドメを刺すのが守村さんてのが、効果的でよかったです。守村さんの押しかけ弟子は成長が楽しみですが、お兄ちゃんのフォローも必要なのかな。あ、貞光もなにやってんのかなぁ。そのへんも気になります。また来年、続きも出ますよね?
-
nono2017/04/1015BL。フジミシリーズ外伝9弾。もう八部でいいと思うんだけどな^^安定した二人への心配は無いが、いつの間にか2児の父になっていたイガに襲いかかる波乱^^この辺で漸くオケの話になって一安心。箱根旅行も良いけれど、フジミならではの音楽に纏わる話がもっと読みたい。そういう意味で可愛い押し掛け弟子の今後も読めると嬉しいです。まだまだ続いて欲しいなぁ。
-
rabbit2020/08/3113ネタバレあり本編完結後の外伝その9。近所の家の少年壽人のバイオリンレッスンを気軽に受けた悠季、本格的な指導をすべく恩師の福山先生の元を訪れる。悠季の音楽と同じDNAを持つ壽人くんを悠季がどう育てるのか気になりました。桐オケで多忙な圭に休息が必要だと感じた悠季は二人で箱根旅行へ。圭の悩みはイガちゃんの桐オケに対する腑抜けさで…M響飯田の激励に心機一転奮起するイガちゃん。子供達のためにも頑張れ。
-
枯伍2020/03/0211ふたりでしっぽり箱根旅行。経路と時間の都合で町田からロマンスカーじゃすぐに着いちゃいそうだなあw 噴煙でロープウェイが使えなかったり台風で登山電車の線路壊れたりと昨今散々ですがいいところですよね~ 壽人くん大先生のレッスンを受けたりステージに上がったりと着々と成長。一方旧姓五十嵐君はオケなめんなとコンとコンマスからダメ出しを喰らう始末。春山ちゃんとの家庭生活は順調なようでよきかなですが仕事の方がお先真っ暗では…。一念発起なるか。これでフジミ外伝はラストになるのかなあ?
-
たろさ2017/11/1511外伝ももう9冊目。前作ででてきたお隣の壽人くんのお話と、二人の箱根旅行、イガちゃんの話、圭の悠季の普段着への愛溢れるお話と、とっても楽しく読了させて頂きました!相変わらずの相思相愛ぶりと、音楽での妥協のなさは健在で、悠季もちゃんとソリストとして頑張っているのが読めて嬉しかった!それにしてもイガちゃん、ヤバイよ。良き夫、良き父だけでなく、音楽家を選ぶということは、飯田さんが言うように並大抵なことではないのだ。箱根旅行での圭の悩み具合から悠季のダメ出しまで。頑張れ、イガちゃん。
powered by
レビューをもっと見る