このセカイで私だけが歌ってる

発売日 : 2016/12/10
戦え、そして逃げ続けろ。たとえ世界が終わったとしても。
世界で一番清潔で規律正しい場所、東京。管理された犯罪の無い街で人々が豊かに暮らす一方、東京から隔絶された外側の世界は《やつら》に滅ぼされようとしていた。
世界に《やつら》が現れてから数年。新米ハンターの碓氷悠介と、女の子らしい服装にこだわりを持つ汐見坂吹雪らは、ハンターチームの一員として《やつら》から人間を護る任務を請け負っていた。感染に怯える住民が立て籠もる高層タワーや執拗に特定の血液を求める街など、さまざまなトラブルを抱えた地を巡るうちに、碓氷たちは人々が抱える闇と、この世界に隠された真実を知る。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048924689

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みんなのレビュー

  • 佐治駿河
    2024/10/11
    ネタバレあり
    ゾンビが蔓延る終末世界で生き残った各集落を巡るの物語。キノの旅とゾンビ世界のミックスといった感じです。これまでによくあった土橋先生のゲーム性のある物語とはちょっと異なります。そのあたりは期待して読まない方がいいです。救いのない世界の物語ですので、読み始めは救済がどこかにあるのかと思いつつ読んでいました。しかしながら読み進めるとこれはそれぞれの集落の独自のコミュニティを巡る物語と気づきますので、主要人物達は死なないなとある意味安心しながら読むことが出来ましたね。
  • まりも
    2016/12/13
    突如ゾンビに支配されてしまった世界で、少年少女たちがゾンビハンターとして生きていく物語。土橋先生がゾンビ作品を描くとこうなるのか。短編集形式で物語は進んでいくわけですが、碓氷や吹雪たちが訪れる街で起きる出来事や出会いの中で、終わりつつある世界の中で生きる人々の様々な在り方を見れるので、どのエピソードも印象的で読み応えがあって良かった。終わりつつある世界だからこそ、碓氷たちの懸命さがより美しく、眩しく輝いて見えるんだろうな。世界が終わっても続く旅の中で彼らが見る真実とは何なのか。次巻も読んでみたい。
  • スズ
    2022/06/25
    ゾンビウィルスのパンデミックにより東京以外は壊滅した日本で、ゾンビハンターとなり荒廃した日本を旅しながらゾンビを狩り続ける少年少女の血と死に塗れた旅路を描いたゾンビホラー。ハンターであるものの主人公達はゾンビに対する明確な恐怖があり、それを必死に押し殺しながらゾンビを……人間を殺し続けていく姿には悲壮さやハンターとしての覚悟、そうしなければ自分が殺されるという生存本能があり、本来なら普通の学生をしていた筈の年頃の子供達が狩人として滅びに瀕した世界を救う為に旅を続ける物語に惹き付けられました。続刊も読みたい
  • アウル
    2017/01/17
    ネタバレあり
    土橋さんの最新作はゾンビモノでなかなか楽しめた。ゾンビが出現し世界が荒れ果てていく世界でそれに対抗するために各地を転々とするハンターである少年少女達の物語。読んでいくにつれ、ゾンビよりも人間の方が恐ろしくなってくるよねこれ、いかにも土橋さんらしい書き方だな~と思った。
  • 雛咲
    2021/02/19
    ゾンビが出てくるお話を読むの初めてだったけど面白かった!今私たちが生活している日本とは違う様だったから情景が浮かびにくかったりもしたけれどハンターたちの心境とかが結構見られて良かった。街や島によってゾンビとの共存の仕方が異なっていてそれぞれに人間らしさを感じた。リーダーや他メンバーとの別れは寂しかったなぁ…。生き残るには柔軟な適応力が必要なのって現実でも同じなんだと思う。題名の意味は最後までわかんなかったや。