ぼくらはみんなアブノ-マル
発売日 :
2017/01/06
“バグ持ち”美少女たちを救え! 問題だらけの青春ラブコメ!!
この世界はバグってやがる。日によって見た目が大人と幼女の間を行き来する、こいつもそうだ。成長期にもほどがある。
『蜂賀直哉! 私の委員会に入って一緒に“バグ持ち(アブノーマル)”を救おう!』
この袖森と名乗る先輩は、どうやら頭の方もバグっているようだ。そもそも退学の危機が迫る俺に、そんな暇は無い。うしっ! 深く考えるのはやめだ。なんたって俺は、考えるとフリーズしちまう超A級の“バグ持ち(アブノーマル)”だからな。
バグってしまった世界で、“欠陥美少女”たちとの青春ラブコメがスタートする。
『蜂賀直哉! 私の委員会に入って一緒に“バグ持ち(アブノーマル)”を救おう!』
この袖森と名乗る先輩は、どうやら頭の方もバグっているようだ。そもそも退学の危機が迫る俺に、そんな暇は無い。うしっ! 深く考えるのはやめだ。なんたって俺は、考えるとフリーズしちまう超A級の“バグ持ち(アブノーマル)”だからな。
バグってしまった世界で、“欠陥美少女”たちとの青春ラブコメがスタートする。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048926416
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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まりも2017/01/0936様々なバグが存在する世界。考えるとフリーズしてしまうバグを持つ少年が、バグ持ちの"欠陥少女"たちの悩みを解決していく青春ラブコメ物語。設定はかなりキツいのに、賑やかで楽しい掛け合いのおかげで必要以上に重たさを感じないのが良いですね。バグのせいで普通の青春を過ごす事が出来ない彼らが、仲間達と共にワイワイ騒ぎながら青春を過ごす姿は最高に輝いていて、とても素敵でした。特に終盤のデートの下りは読んでるこっちまで恥ずかしくなるくらいの甘酸っぱさで、終始ニヤニヤが止まらんかった。こういう青春ラブコメも悪くないかな。
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中性色2017/01/2417なんだその髪毬。こういう解決ものってそれぞれの思考とかが必要になってくると思うけど、そこにあまり乗れなかったのが厳しかったかな。主人公の一人称だけど深く考えられないというのも。重要な要素のひとつではるけど、挿絵しか印象に残らなかったなぁ。個人的には袖森が好み
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かんけー2017/02/0215いや♪面白いですね~(^.^)登場する人物皆ながバグ持ちのアブノーマルと言う本作(^_^;)キャラの配置だけ見ると?ハーレムなんだけど、そんなテンプレ展開じゃないのは直ぐ理解出来る。最初は際どくそっち系の表現を繰り返すが?中盤以降結構辛辣な描写も登場して、自身のマイノリティとどう向き合うのか?と言うテーマに収束されて行く。表紙の袖森さんもカワイイけど、自分は日出宮さんがお気に入り♪主人公をド変態と罵っておきながら?有無を言わせぬヤンデレ(笑)ぶりに苦笑した。ギャグの裏に潜む悲劇性を敢えて無視した展開に→
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真白優樹2017/01/1110深い思考が出来ないバグを抱えた少年が同じくバグ持ちな少女達と共に、同じ部活で青春を過ごしていく物語。―――彼女達を救う為に、自分に出来る全力を。深くものを考える事ができない、それはその場で何とかするしかないという事。そんな制限を受けた中で、少年は自分にできる全力でドタバタと進んでいく。設定と現状の特異な乖離が独自の読み味を出しているこの物語、やっている事は王道的な青春ものであるが舞台は制限を各自抱えるという特殊な舞台。だがそんな場所で過ごす普通の青春は何よりも美しいのである。 次巻も楽しみである。
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KUWAGATA2017/01/318着眼点はいいかもだけど、わざわざそんな特殊なバグを持ってこなくても、世界は不条理に満ちている。病気、貧困、差別…。たかがラノベでそこまで考えなくてもいいのかもしれないけど、なんかそういうことが頭にちらついて、今ひとつ物語に入っていけなかった。あと、無から有を生み出せるのは神とプログラマーくらいでしょうって、自分の職業を持ち上げたいのかもしれないけど、いくらなんでもそれは不遜ってもんでしょう。技術者、芸術家etc、世界にはそんな職業はいくらでもありますがな笑
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