リクエスト
発売日 :
1999/04/01
自分の音を見失った悠季──その果てに見つけた境地とは。
桐院家で起きた騒動からやっと落ち着きを取り戻した圭と悠季。定期演奏会も決まり、楽団は活気に満ちている。しかし、日本音楽コンクール入賞者としての披露演奏会に向けて猛練習をしていた悠季が、バイオリニストとしての「自分の音」を見失ってしまい…。表題作他、「雨また雨」「夏祭りの夜」収録。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784044346249
シリーズ作品
一覧で見る
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
美雀(みすず)2017/03/2333ネタバレあり早くも再読。日コン入賞者のガラコンサートに向けて、悠季は福山先生の特訓を受ける。曲名はブラームスの「雨の歌」大学時代にもこの曲で苦労していた。まずは「自分の音を見つける」こと。なかなか音を出せない悠季は苛立つ。可哀想なくらいだった。プロの演奏家になるには試練だと言うけど、厳しいなぁ。圭の水着姿が貴重です。プールに二人で行ったら、あんな事をしてしまうとは。前の感想でも書いたけど。
-
美雀(みすず)2017/02/0331ネタバレあり圭…公共の場では控えた方がいいよ。小夜子さまの外伝より後に読んでしまった!!でもそれでもいいよね。苦悩する悠季は怖くて近付きたくないなぁ。真剣な証拠。
-
rabbit2018/02/1919ネタバレあり第3部2作目、悠季が自分の音をつかむ為に必死になっている姿に心を打たれました。音楽って、ただ楽譜通りに音符をさらうだけじゃ駄目なんですよね…楽譜という情報から自分が何を引き出し、表現していくのかをもっと考えなくてはと反省しました。私の場合は、自分にしか出せない音を表現したいと師匠に相談したら、先ずは楽譜通りに演奏出来てから考えなさいと鼻で笑われてしまいました(*_*)自分の音をつかんだ悠季が羨ましい!
-
さとまみ(コミックス&BL小説専用)2017/07/2619いつの間にやら、1年が過ぎようとしていた。ついこの前正月を迎えたような気がするのだが。それにしても、またユウキが悩んでおります。自分の音楽がわからなくなってしまいます。頑張れユウキ!圭視点の話は、夏まつりの様子。氏子さん達とお酒を飲む場面からお狐さまの化かしだったのではないかという気がします。
-
ハル2021/10/0217ネタバレありシリーズ⑬第三部❷ 圭と悠季のちょっと刺激的(w)なスイミング…2人でいてアソコがアレしない訳はなく♡ここでもまた悠季が圭の言葉のヒントを聞き流しあとでさんざん苦しむんだよね。悠季の成長に欠かせないとはいえ毎度苦しむ悠季を見るのはツラい。演奏家になるのは練習の積み重ねと自分の音を掴み取れるかによるんだなぁ。そして市山の慰問演奏に出られなかった影響って…この伏線不穏だ~😨やっと掴めた音‼︎喜ぶ悠季はまた1歩演奏家として成長したってことだね。季節は戻って夏祭り、圭視点で悠季を愛でる💓面白かったです😊
powered by
レビューをもっと見る