姫咲アテナは実在しない。
発売日 :
2017/02/10
君みたいにかわいい子が現実世界にいるわけないじゃないか。
放課後、さびれた廃墟にいきなり現れたちょっと露出度が高めの美少女。なぜか僕の頭に、姫咲アテナという名前が浮かぶ。
「実はわたし、異世界で勇者やってるんです。──いきなりこんなことを聞いても、信じてもらえないですよね」
「いや、信じるよ。だって君は、僕が考えたキャラクターなんだから」
「…………はい?」
「だって、現実の世界に、君みたいにかわいい子がいるわけないじゃないか」
そう。これは全て自分の妄想の出来事で、彼女は本当は実在していないんだ──。
「実はわたし、異世界で勇者やってるんです。──いきなりこんなことを聞いても、信じてもらえないですよね」
「いや、信じるよ。だって君は、僕が考えたキャラクターなんだから」
「…………はい?」
「だって、現実の世界に、君みたいにかわいい子がいるわけないじゃないか」
そう。これは全て自分の妄想の出来事で、彼女は本当は実在していないんだ──。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048926720
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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真白優樹2017/02/139不器用でちょっと頑固な少年の前に、自らの妄想にそっくりな少女が現れ始まる物語。―――妄想、幻想、それとも本当。彼女は本当に本物なのか。自分の実在を証明したい少女と、頑固なまでに彼女の存在を幻想だと否定する少年。そんな二人はくっついたり離れたりしながら、ほのぼの進む。でも空気は割と辛気臭い。全体的に言うと表紙と中身の空気が割とギャップのある、ちょっと感想に困るタイプの物語である。ラブコメと評せばいいのか何なのか。一度別れた幻想とも本物とも知れぬ彼女と再び出会い、これからどうなるのか。 次巻も楽しみである。
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中性色2017/02/238非実在美少女。どっちかというと話の良し悪しよりも、結局どこに向かって話が進んでるのかわかりづらいことが一番の問題な気がする。なんというか、そのキャラや配置は必要なのかとか。最悪、主人公とヒロインだけで成り立つ話だからなぁ。この後も描かれていくなら評価の仕方も変わってくだろうけど。あとページ数との兼ね合いもあるだろうけど挿絵ぐらいは一通り用意してやれよ。個人的にはアテナとあおいちゃんが好み
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niz0012017/02/125表紙とタイトルからもっとコメディを想像してたんやけど辛気臭い話やった。恋愛に鈍感なのはラノベ主人公として標準装備なんで仕方ないが、それに加えて頑なにアテナを自分の幻覚扱いしようと振る舞うのがダブルでしんどい。ヒロインの一角、あおいちゃんのイラストはー?
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リーノ2017/08/223なんかイマイチ。
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maqiso2017/07/162妄想だと信じながらそれでも影響されるのは面白いけど、そこ以外はインパクトが足りない感じ。
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