緋色の玉座

発売日 : 2017/05/01
堅物騎士と天才軍師が、戦場を駆ける!本格戦記ファンタジー!
かつての栄光を失い、虚栄と退廃の中にある6世紀の東ローマ帝国。生真面目な騎士ベリスが出会ったのは、世の中すべてに退屈する若き書記官プロックスだった――帝国復興をかけた、終わりなき戦乱が幕を開ける!

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みんなのレビュー

  • まりも
    2017/05/01
    かつての栄光を無くしたローマ帝国。腐敗と退廃が蔓延するローマで生真面目な騎士ベリスが怠け者の書記官プロックスと出会うところから始まる歴史戦記作品。これまた前作とは作風がガラッと変わっていてビックリしました。こんな本格的な歴史戦記作品が書けるとかやりますね。史実をベースにし、魅力的なキャラクターで固め、緊迫感のある展開で魅せる。ライトノベルらしさを出しながらも、戦記作品としての面白さと厚みを感じさせる非常にしっかりとした物語でした。史実通りで行くならバッドエンド待った無しやけど果たしてどうなるんだろう。
  • よっち
    2017/04/29
    かつての栄光を失い虚栄と退廃に堕ちた東ローマ帝国。国の危機を憂う生真面目な騎士ベリスが、型破りな書記官プロックスと運命的な出会いを果たす戦記ファンタジー。ブロックスとの邂逅によって窮地を脱し、次期皇帝と目されるユスティンの元で頭角を現してゆくベリス。シリアスな展開続きでも脇を固めるキャラたちがよく動いて、その力が高く評価されることになったベリスとブロックスが、一方で皇妃となったテオドラと相容れない確執もあったりで面白かったです。それがいろいろな形で影響しそうな複雑な関係も絡めた今後の展開に期待大ですね。
  • S.T.
    2017/05/02
    ネタバレあり
    最高だった…!!!!「史実を元にしたフィクションのラノベVer.」として素晴らしいバランスじゃないだろうか。元々皇帝と皇妃と将軍しか知らなかったので事前に若干予習したんだけど、「こういう境遇・性格の人物だったのではないか」というのを上手く再現出来ていたと思う。人物も展開も、もう少しラノベ寄りになるのかなと思ったら、思ったよりかなりリアル寄りで自分の嗜好を直撃。東ローマ帝国の描写も臨場感抜群で、最初の1ページから夢中になった。ローマ好き、歴史好き、戦記好きに超オススメ!これは続いて欲しい。次巻にも期待大!
  • 異世界西郷さん
    2017/07/28
    最初は「よくある架空戦記物かな? 」と思ってこの作品をスルーしていたのですが、東ローマ帝国が舞台になっていると知ってアクロバティック手のひら返ししつつ読了。昨今は説明文みたいなラノベの題名を批判する風潮がありますが題名を見て何の作品か分からないというのも考え物なのではないかとかそんなことはどうでも良くなるくらい面白かったです。東ローマ帝国史上唯一ローマを取り戻した皇帝ユスティニアヌスとその彼のために粉骨砕身の働きをした将軍ベリサリウスの出会いを描く今巻はプロックスを始めテオドラ、アントニーナ、ホスローなど
  • サケ太
    2017/05/02
    かつての栄光は既に無い分裂したローマ。西ローマは滅び、腐敗と退廃の蔓延する東ローマ。大隊長ベリサリウス、ベリスは言葉に出来ない不安を抱えて戦場に挑むが、それを言語化した書記官プロックスと出会う。次期ローマ皇帝ユスティン。曲芸師シア。その姉踊り子テオドラ。忠実な従者マルティアス。女傭兵アントニーナ。頼れる同僚シッタス。敵対するペルシャの王子ホスロー。史実をベースに魅力的なキャラクター、魔術を出現させ物語をスムーズに進ませている。非常に興味深い。知らないローマの一面を知れる。こういうライトノベルを待っていた。