世界の終わりの世界録 10 再来の英勇

発売日 : 2017/05/25
これが偽英勇の英雄伝説――いま、最も王道を行くファンタジー、第10弾!
伝説の英勇エルラインが遺した至宝「世界録(アンコール)」。その在り処の衝突から世界が終わり始めた時代――神性都市に突入したレンを待ち受けていたのは、最悪の力を持つ三起源との対決。そのうち一体を辛うじて退けたものの、残る二体がレンと別行動をとる仲間たちに襲いかかる。それでも、自らが成すべき世界の災厄『真精』の打倒のために都市の中枢部に進むレン。「本当は、お前ともう少し旅をしたかった……こんな戦いの旅じゃなく。目的地なんか決めずに、世界のどこまでも思うまま歩いていくだけの旅を……」。仲間たちの想いを胸に、偽英勇は破滅の終曲(フィナーレ)を迎える世界を救いだせるのか――いま、最も王道を行くファンタジー、10弾! 再来の伝説はここにある!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040692371

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

MF文庫Jの新刊

  • さよならプリンセス
    NEW
    さよならプリンセス
    大人気楽曲『さよならプリンセス』が遂に小説化!
    中西 鼎 (著者) / 羊谷あく (イラスト) / KAI (原作・監修)
    発売日: 2025/07/25
    MF文庫J
  • 姉妹傭兵
    NEW
    姉妹傭兵
    “戦場”が“日常”。『義妹生活』の三河ごーすと最新作。
    三河ごーすと (著者) / kappe (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    MF文庫J
  • 探偵はもう、死んでいる。 13
    NEW
    探偵はもう、死んでいる。 13
    「でもそんな世界で、私たちは手を取り合って生きている」
    二語十 (著者) / うみぼうず (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    MF文庫J
  • ベノム 求愛性少女症候群 5
    NEW
    ベノム 求愛性少女症候群 5
    超人気楽曲から生まれたオリジナル青春ストーリー第五弾!
    城崎 (著者) / のう (イラスト) / かいりきベア (原作・監修)
    発売日: 2025/07/25
    MF文庫J
  • ペタペタ 8
    NEW
    ペタペタ 8
    『グッバイ宣言』のChinozo原案による青春ストーリー、第8弾!
    三月みどり (著者) / アルセチカ (イラスト) / Chinozo (原作・監修)
    発売日: 2025/07/25
    MF文庫J

みんなのレビュー

  • まりも
    2017/05/27
    シリーズ最終巻。三起源、そして世界の災厄である終焉の精霊を倒す為神聖都市を突き進む話。いやー、文句無しに素晴らしい最終巻だった。これまでの伏線を見事に回収し、これだけ熱いバトルを見せてくれるとか細音先生には感謝の言葉しかありません。これまでの旅で出会った人たちの思いと力を借りる終焉の精霊とのラストバトルは鳥肌モノ。そして新たな旅の始まりとなるエピローグもこれまた素晴らしい。彼らの旅はまだまだ終わらないけど、物語としては一旦おしまい。またいつか出会える事を祈りつつ、次回作の方を楽しみに待とうと思います。
  • よっち
    2017/05/24
    神性都市に突入したレンを待ち受けていた三起源との対決。そして自らが成すべき世界の災厄『真精』の打倒のために都市の中枢部に進む第十弾。分断されてしまった仲間たちがそれぞれ立ち向かう三起源との対決とその顛末。そして再集結した仲間たちと挑む世界の災厄『真精』との最終決戦。三大姫にとって相性が最悪な強敵を相手に、それでも彼女たち仲間と力を合わせての最後まで諦めないその戦いぶりとその決着、そしてエピローグにもまたこの作品らしさがよく出ていて爽やかな読後感の完結でした。いろいろ予定がある今後の作品にも期待しています。
  • 真白優樹
    2017/05/25
    神性都市で三起源と激突し、更に終焉の精霊を倒す為突き進む最終巻。―――往こう、終末のその先の明日へ。思えば遠くまで来たものだ、そんな一抹の感慨も漂わせながらも三起源とのそれぞれの激闘、そして災厄の精霊に対して叩きつける全ての力と、レンだからこその奥の手。全ての熱き激闘と想いが響き渡る最終巻は、レンが全ての仲間達と共に、立ちはだかる災厄を越えていく、新たな英勇の誕生が爽やかな風を感じさせる巻である。全てが終わった、新たな世界、その世界へとレン達は再び共に歩き出していく。 よい旅を。いつかきっと、どこかで。
  • ツバサ
    2017/05/28
    まさに大円団。前巻までの伏線を回収して、レンの今までの旅は間違ってなかったんだと感じられて、とても良い最終巻でした。余計なものは省かれ、必要な事を詰め込まれていたので満足いくシリーズでした。細音さんは物語の構成を組むのが上手いと唸らされました。
  • 磁石
    2017/06/07
    王道を真っ直ぐに突っ走っての大団円。何度も見慣れてきたはずなのに、やっぱりこういう終わり方は最高だ。まさかあのゼルブライトさんが、おちょくられて笑われる日がこようとは……。