ロル 上 ハッカーズ・デスゲーム
発売日 :
2017/06/01
ハッキング対象はコンピューターではなく、人間――新感覚デスゲーム!
「皆さんには、殺人コンピュータウイルス【ロル】を使って殺し合いをしてもらいます」電子の光が街を満たし、暗闇が排除されたはずの世界。天才ハッカーたちが目覚めたのは、指先も見えない真っ黒な巨大地下施設だった。唐突にゲーム開始が告げられるなか、巻き込まれた普通の高校生・HN《ばくしょう》は、幼馴染みの少女ジュンと再会する。怯える彼女を救おうとゲーム離脱を決めた《ばくしょう》だが、最初の犠牲者にジュンが選ばれて!?
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784041058237
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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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HANA2017/06/299人体に影響を及ぼすコンピュータウイルスを使用してのハッカー達のデスゲーム話。設定が飛んでいる感じがするけれどなんだかんだ面白かった。絵を上手く入れている感じで引き込まれやすい。下巻も楽しみ。
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真白優樹2017/06/057電子の光により暗闇が駆逐された近未来の世界で、どこからか集められたハッカー達が殺し合いを繰り広げる物語。―――殺される前に殺せ、その手で創り出した病原体で。どこか人として壊れた奴等が殺し合いを繰り広げるこの物語は、血みどろの残酷な殺し合いの中で、多重人格者の男、ハチコ―がハッカーの少女、nekoを守り抜く為、その世界を変える為に戦い抜く物語である。全てが敵となりうる世界の中、同じ道を歩かぬこの二人は、この残酷な小さな世界で生き残る事は出来るのか。このゲームの真の目的と真実とは。 下巻も楽しみである。
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ろびん2020/05/074ネタバレあり序盤の主人公かと思いきや……は良かったですね。
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ロック2022/05/183気が付くと真っ暗な巨大地下施設に放り込まれた500人を超えるハッカーたち。主催者daemonはロルと言われる殺人コンピューターウイルスを提供、ハッカーたちに殺し合いをさせるという物語。ロルを使ったハッカーたちによる何でもありの異能バトルはあまりなさそうなので新鮮でした。なぜコンピューターウイルスで人を殺せるのか、主催者の目的や主人公たちの賛否ある行動、人格など、中二的な設定も多いので面白かったのです。あとは下巻次第ですね。
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なぎ2017/06/033ネタバレありハッカーたちによって繰り広げられるコンピュータウィルスを使ったデスゲームのお話。主人公かと思われたキャラが序盤で退場したのにはびっくり。いや、最低な奴だったからいいけど。むしろここからnekoが動き出すので本番って感じですね。デスゲームなだけあってまともなキャラがほぼ皆無。ハチコーの存在が癒し、nekoの孤独をハチコーがどこまで支えきれるのか。ヴォルフや元の人格の存在もありますが、私としてはハチコーがずっとnekoの隣にいてくれたらなと思います。主催者の意図も不明のままなのでとりあえず下巻も読みます。
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