死にたがりビバップ Take The Curry Train !
発売日 :
2017/08/01
第22回スニーカー大賞〈特別賞〉受賞作!死にたがりが奏でる群像劇!
第22回スニーカー大賞〈特別賞〉受賞作!
「生きる意味がない」と嘆く完璧主義者は、納得いく死に場所を求め〈寝台特急ボンディ〉に乗車する。
それは余生を謳歌する、穏やかな旅になる――はずだった。
酔いどれの旧友、メイドに扮した麻薬捜査官、ギャングの可憐な跡取り娘、爆弾をまとう元恋人……旅は道連れ、ギャングも乗り込み銃弾飛び交うバカ騒ぎへと突入する!!
不器用な自殺志願者たちの奏でる、熱烈な群像劇を召し上がれ。
「生きる意味がない」と嘆く完璧主義者は、納得いく死に場所を求め〈寝台特急ボンディ〉に乗車する。
それは余生を謳歌する、穏やかな旅になる――はずだった。
酔いどれの旧友、メイドに扮した麻薬捜査官、ギャングの可憐な跡取り娘、爆弾をまとう元恋人……旅は道連れ、ギャングも乗り込み銃弾飛び交うバカ騒ぎへと突入する!!
不器用な自殺志願者たちの奏でる、熱烈な群像劇を召し上がれ。
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041060292
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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きたさん2020/04/1810前半はひたすらにカレーの美味しさと死にたい理由が語られ、次第に登場キャラの関係性が加わっていく。終盤になってようやくストーリーが動くのだけれど、勢いのせいか呆気に取られつつ、ハッピーエンドだったということもあって、なんか面白かったなあという好印象で終わるドタバタコメディでした。
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サケ太2017/08/148カレーを愛した死にたがりたちによる群像劇。内容はともかく、読了後は、カレーが食べたくなり、欧風カレーボンディへ行きました。やはりカレーは美味い。
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椎名2017/09/027文章は悪くなかったのだが最重要となるカレー周りのコミカルさが合わず。あとがきが面白かったと書いてしまうとあれですが、引っかかる要素も多かったが気になる要素もあったため一先ずは次回作に期待。佳作や特別賞というのは理解できる。
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あおいたくと@灯れ松明の火2017/09/265ネタバレあり常に頭の中の85%強はカレーのことしか考えられなくなる驚異的なカレーラノベ。これは作者自身の心の声なのか?と言いたくなるような鋭い切り口のロング語りに、バリエーション豊富なカレー描写に、いつかはもっとばいんばいんなネエちゃん(?)が表紙だったりするおエロ絡みの話書いたらいいのではと思ったくらい迸る謎の情熱の描写など、要所要所で感じるクセがツボにハマって楽しく読めた。どんな小さなエピソードにもカレーを絡ませてくるその歪みねえポリシーが素晴らしすぎて、旅のお供に読んでいたらまずカレーを食べれる店を探すことに。
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nawade2017/07/305★★★☆☆ 第22回スニーカー大賞特別賞受賞作。寝台特急ボンディに乗り合わせた自殺志願者達が奏でる群像劇。あらすじや表紙からBACCANO!っぽい作品を予想していたが、個性的なキャラがバカ騒ぎしている点は共通なんだけど、ナンセンスな側面があったり、カレーは宗教みたいなノリがあったりする。ホント、どれだけカレーが好きやねん!?結論、馬鹿は感染する。カレーは美味しい。
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