エール!! 栄冠は君に輝く
発売日 :
2017/08/12
俺は、スタンドから甲子園を目指す。お前と一緒に――
幼い頃からエースとして活躍し、幼馴染みの武蔵と甲子園を目指していた勝利。しかし、怪我によってその夢は潰えてしまう。野球を嫌いにもなれず、自分の居場所を探す勝利が見つけたのは、古ぼけた応援旗だった――。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784040723969
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2017/08/1857ネタバレありケガで野球を続けられず腐っていた少年が、あるきっかけで応援団を結成するという物語。心にわだかまっていることを吐き出すせりふの描写がリアルだった。脇を固めるキャラも個性的でいい。欲をいえばくすぶっている状態から応援団に気持ちが切り替わるところにもうワンクッションほしかった。でも楽しませていただきました。
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うにすけ2018/11/2811ネタバレあり図書館本。一般のほうじゃ~とわくわくして挑戦。面白かった。あ、このこ鈍感かも~と何度も思ったけど(当事者じゃわからないかな)青春万歳だな~とほっこり。正直また投げられるんじゃ…と思ってたので…ってなった。バッターに転向とか~~おせっかいおばさん気分。
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ツバサ2017/08/195読み返さないだろうけど、良い読後感でした。
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なぎ2017/08/155怪我により挫折を経験した元野球部エースが今度は応援団となって野球部を支えていこうと決意するまでのお話。勝利の野球に対する真っ直ぐな気持ちを眩しく感じました。だからこそ自暴自棄になってしまうのも仕方ない。応援団を結成して武蔵達を支えようとよく気持ちをスライド出来たなと思います。悩む勝利を支えた陽太郎や彩夏との友情関係も素敵。しかし武蔵の勝利に対する執着というか友情が深いですな。最後に二人で野球をして互いの夢を語り合いながら泣く場面が印象的。勝利の「俺を甲子園に連れていけ!」が良かった。
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格子2020/02/113僕は小中学生の時に野球をやっていて、高校生になると坊主が嫌でやめた人間だ。本当はそんなに野球が好きじゃないってことを自分では気づいてたので間違った選択じゃなかった。今も試合観戦すら滅多にしない。 でもこの本を読んで、野球をしてた時の一場面一場面が蘇った。当時頑張ってたのは確かで、今の自分を形成する重要な時間だったんだなあと思わせてもらえた。
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