キネマ探偵カレイドミステリー 再演奇縁のアンコール
発売日 :
2017/08/25
第23回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作 待望の続編!
火事で家が燃え、嗄井戸が住む銀塩荘の一階に引っ越した奈緒崎は、嗄井戸の部屋に入り浸る日々を過ごしていた。夏休みが終わり、大学に赴いた奈緒崎は同級生にかけられた『スタンド・バイ・ミー』窃盗容疑を晴らすため、さっそく嗄井戸のもとへ向かうが――。実力派女優の家に残されたピンク色の足跡の謎、中古ビデオ屋の査定リストに潜む秘密……相変わらず部屋から一歩も出ずに、圧倒的な映画知識で不可解な事件を解決してみせる嗄井戸。その中には彼自身の過去が隠されていて――?!
火事で家が燃え、嗄井戸が住む銀塩荘の一階に引っ越した奈緒崎は、嗄井戸の部屋に入り浸る日々を過ごしていた。
夏休みが終わり、大学に赴いた奈緒崎は同級生にかけられた『スタンド・バイ・ミー』窃盗容疑を晴らすため、嗄井戸のもとへ向かうが――。
実力派女優の家に残されたピンク色の足跡、中古ビデオ屋の査定リストに潜む謎……圧倒的な映画知識で不可解な事件を解決してみせる引きこもりの秀才・嗄井戸。その謎解きの中には彼自身の過去が隠されていて――?!
火事で家が燃え、嗄井戸が住む銀塩荘の一階に引っ越した奈緒崎は、嗄井戸の部屋に入り浸る日々を過ごしていた。
夏休みが終わり、大学に赴いた奈緒崎は同級生にかけられた『スタンド・バイ・ミー』窃盗容疑を晴らすため、嗄井戸のもとへ向かうが――。
実力派女優の家に残されたピンク色の足跡、中古ビデオ屋の査定リストに潜む謎……圧倒的な映画知識で不可解な事件を解決してみせる引きこもりの秀才・嗄井戸。その謎解きの中には彼自身の過去が隠されていて――?!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 781円(本体710円+税)
- ISBN: 9784048933285
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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nobby2017/11/29129あとがきで作者自ら「起承転結なら承にあたる」と語る2巻目は、平穏な展開にクスッと笑える3人のやり取りを軽く楽しめる一冊。各章サブタイトルな映画は『スタンド・バイ・ミー』『アーティスト』『バクダッド・カフェ』。そこに加わるチャップリン逸話からのハートフルな話もいい。ストーリーと重なりながら、VHS・DVD・Blu-ray等機器による違い、ディレクターズカット、ルートメニューからの隠しコマンドなどの薀蓄語られるのにニヤリとさせられ面白い。ラストで密かに急展開な不吉な映像の意味は!?まさしく“転”な続編を待つ!
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吉田あや2018/03/1080「スタンド・バイ・ミー」で幕開けとなる第二巻。大好きなデヴィッド・リンチの話も出てきたりで最高の再演のスタート!トラウマから家の外に出られない嗄井戸くんと友人・奈緒崎くん、まだまだ謎多きかわいい女子高生フリーエージェント束ちゃんの連携プレーもパワーアップした今作。大好きな「ライムライト」や「バグダッド・カフェ」が出てきて嬉しかったな~♡作品の豆知識が補完できるところも本当に楽しい。そして嗄井戸くんの悲しいトラウマに迫る話に続きそうなラスト。もうすぐの新作が待ち遠しい!
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ダイスケ2025/06/0772ネタバレあり映画が好きで引きこもりの嗄井戸が留年した大学生奈緒崎が巻き込まれた事件を紐解くミステリ3編。それぞれの短編で紹介される映画を知らなくても楽しめます。「自縄自縛のパステルステップ」が興味深く、荒園杏子からの依頼で失踪した這場和彦監督の謎を白黒作品「アーティスト」を使って紐解く様子に驚きがあったからです。
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papako2018/12/0769続けて。お、なんかちょっと楽しくなったし、読みやすくなった。謎の度合いも落ち着いたし、映画との関連も強くなった。主人公達のキャラも安定して、かけあいもいい感じ。束さん、依頼引き受けといて、全部丸投げですよね!下北沢の実在のお店とか出てくるから行ってみたくなった。『こいぬの木』見に行こうかしら。ちょうど吉祥寺に1週間通うしな。さてさてラストの衝撃から次はどんな展開?次にセールになったら読もうかな。
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mihya2023/06/2767ネタバレありシリーズ2作目。『スタンド・バイ・ミー』『アーティスト』『バグダッド・カフェ』がモチーフ。今回はちょっと切ない話が多かった。『アーティスト』は観ていないんだが、これを読むと観たことのあるなしに関わらず映画が観たくなる。 嗄井戸と奈緒崎の会話が良い。すっかり友達?なのが微笑ましい。束も良い。 不穏なラストだったので次が楽しみ。
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