黄昏のブッシャリオン

発売日 : 2017/09/08
得度兵器が蠢く末法の世。カクヨム発の徳パンクSFが登場!
アフター徳カリプス14年。徳エネルギー文明の崩壊を辛くも生き延びた人類は、即身仏を漁り僅かな徳エネルギーで糊口を凌ぐ。これはそんな遠い遠い未来、徳無き荒野を生きる人々の物語である――。
  • レーベル: カドカワBOOKS
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784040723679

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みんなのレビュー

  • しのぶ
    2018/08/31
    タイトルと表紙のインパクトで拝読。第一部完の続き物。カクヨムと言う小説サイトからの書籍化。設定が良く考えられているがちと小難しい。ネタ小説かと思いきや結構SFで好きな人は好きだろう。ノイラと言うヒロイン(ヒロイン?)のこれからが気になるが続きを読むかどうかは皆のレビュー次第か。
  • 活字スキー
    2018/09/05
    お気に入りさんの感想から。初読みの作者による、Twitter小説からカクヨムを経て書籍化された徳パンクSF。予想以上に面白かった。善行による功徳をエネルギーに換え、栄華の絶頂を極めようとしていた人類の七割が失われることとなった大規模な連鎖的集団解脱現象後のAT(アフター徳カリプス)14年。世界は残された人類を強制成仏せしめる徳度兵器が闊歩する荒野と化し、若き二人の採掘屋ガンジーとクーカイは人として「生きる」ため、唯一の希望「仏舎利」を求めて旅立つ。
  • サケ太
    2017/09/10
    とにかくパワーを感じる作品。新エネルギー、「徳」により繁栄を享受していたしていた人類がそのエネルギーにより滅んでしまう。それでも人類は生きていた。数少ない徳エネルギーをかき集め必死に生きるガンジーとクーカイ。世界の謎と敵。とにかくニューロンを刺激する用語の数々。徳パンクSF。面白いぞ。
  • nyapoona
    2017/09/12
    忍殺フォロワーのように見えるが、実際は「人々の善性を源とするエネルギーは世界を平和にするのか」というテーマに迫ったワイドスクリーンバロックである。イロモノのようだが、実は正統なSFなのでSFマニアにも読んでもらいたい。
  • S_Tomo🇺🇦🇯🇵
    2017/10/21
    人類の功徳をエネルギーにすることに成功した人類だが、その徳エネルギーが暴走し崩壊した「アフター徳カリプス」の世界を舞台にした徳パンク小説、って何を書いているのかさっぱりわからねぇ(笑)。しかしながら、細部にまで徳に溢れた世界観に完全に痺れた。いわゆるバカな思いつきを極限まで煮詰め、それで照れや開き直りもなく、馬鹿げた世界を愚直に真面目に構築していく手法には作者の仏門に下る他はない。色々と伏線めいた描写もあり、どのような展開になるのかも全く読めないこの物語の続きを早く読みたくて解脱しそう(笑)