緋色の玉座 2

発売日 : 2017/09/01
激化するローマvsペルシャ。引き裂かれた姉妹を救う、天才軍師の策とは?
ペルシャとの最前線で軍を率いるベリス。対峙する女将軍ペーローズは圧倒的な強さで戦場を支配していく。打倒策を練るプロックスだったが、彼女がシアの生き別れた姉だとわかり……?本格戦記ファンタジー第2幕。

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みんなのレビュー

  • よっち
    2017/09/01
    ペルシャとの国境・ダラスで司令官として軍を率いるベリスが対峙する女将軍のペーローズに苦戦、一方帝都でも変革を急ぎ過ぎて打倒ユスティンを掲げる反乱が発生して混乱に陥る第二弾。ペーローズ相手に一進一退の状況で起きた帝都の混乱と方針の違いによるプロックス離脱。難局を打開する様々なことまで見通した策には彼の存在感を改めて感じさせましたが、難しい立場にあるベリスの迷いのない決断が帝国の危機を救った意味もまた大きかったですね。ペーローズは再登場に期待ですが、ここから戦う相手も変わる新展開になりそうで続刊が楽しみです。
  • まりも
    2017/09/04
    ペルシャとの最前線を描く第二弾。苦戦するベリスの前にシアの生き別れの姉であり、ペルシャの将でもあるペーローズが立ちはだかる話。ベリスの愚直なまでの忠義が窮地を救う光となる今巻。基本は史実をベースに物語を進めていきながら、キャラクター一人一人に焦点を当てる事で、期待感を煽るだけじゃなく物語の世界観を更に魅力溢れるものにしてきましたね。各人の思惑が蠢き、歴史に大きな波が生まれたことで、これからどのように変化していくのかとても楽しみになってきました。新たな戦いの幕開けを楽しみにしつつ次巻を待つことにします。
  • 異世界西郷さん
    2018/03/28
    ローマ軍の東方司令官として活躍するべリス達の前に敵将ぺーローズか現れペルシャとの戦端が開かれる。一方、帝都では重税に対する市民達の不満が爆発。危機的状況でべリスやユスティンはどうなってしまうのか……な第2巻。まるで、実際に東ローマ帝国を見てきたのかと思えるくらい場面描写が細かくて作品にのめり込んでしまいました。今巻でシアの一番上の姉も登場し、三姉妹揃い踏みというところでしょうか。しかしまあ、三人とも数奇な運命を辿るものですね。次巻はヴァンダル平定戦。楽しみなので本当に続いて欲しいです。ホントに頼みます。
  • S.T.
    2017/09/03
    ネタバレあり
    ペルシャの美しい女将軍ぺーローズ。実は彼女はシアの生き別れの姉で…の設定はやっぱりフィクションだったか(苦笑)。これが史実なら劇的どころの話じゃないしね。前半の大半を占めたペルシャ方面の話は、魔術でちょこまかするシアの存在感もあってよりラノベチックな感じに。ペルシャの政争をなんとか生き延びたペーローズは再登場フラグだね。一方で生々しいのは皇帝組。こちらはほぼ史実に沿ってるんだろうな。登場人物ほぼ満遍なく活躍してると思うけど、アントニーナの描写がもう少し欲しいかも。ともあれ2巻が出て良かった。3巻も頼むよ!
  • 鳩羽
    2017/10/06
    ペルシャとの国境戦で女将軍ペーローズ相手に苦戦を強いられるベリスだが、プロックスの策が劣勢を優勢に変える。しかし叛逆をそそのかすプロックスと意見が対立し、ベリスの元からプロックスは出て行ってしまう。ペルシャ、ダラス、コンスタンティノポリスと、それぞれの思惑が入り乱れる。史実を元にした戦記物の二巻目。登場人物に愛着を持ったり、関係にドラマを感じる間もないので、展開が早く感じられた。ホスロー様とかもっと出てくれてもいいのに。三姉妹の配置が面白いので、史実という歴史の上に別の綾が織られることに期待。