幸運なバカたちが学園を回す 1 豪運ザコとカワイイ幼馴染

発売日 : 2017/09/25
俺の一限→SSR腹筋、アイツの一限→SR自習……おかしいだろ!
――矢内総流はかなり特異な運の持ち主だ。たとえば、ソシャゲでお気に入りのキャラが欲しくてガチャを回せば、まったく興味の欠片もないSSRを引いてしまうような、いわゆる“要らない幸運を引く”体質だった。そんな、人とは違う妙ちくりんな幸運を持った総流が――すべてが“運”で決まる学園に入学してしまった! 時間割、食堂のメニュー、席替え、試験……学生生活に欠かせない、ありとあらゆるものが運試しによって決まるというとんでもない学園。そんな学園で総流は、小学校以来の幼馴染と再会する。……が、総流にとっては、それすらも“要らない幸運”だった!? これは、全然嬉しくない幸運を持つ少年と、愉快な仲間の物語。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040693507

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みんなのレビュー

  • θ(シータ)
    2018/04/19
    「先生な……幼児体型になりたいんだ……」学校生活に欠かせない、ありとあらゆるものがガチャ"運"で決まる学園でのちょっと頭がおかしいラブコメコメディ。まさにカオスという言葉が似合う作品。ノリと勢いだけで最後まで突っ走っていて笑いが止まらなかった。でも、このノリが嫌いな人もいるだろうし、もし気になっているなら試し読みをしてからがオススメ。告白に関してはカッコつけたいお年頃だからある意味仕方ない気が。しかも、あの状況で2人だけだと流石にね。自分もガチャで義妹を当ててみたいなぁ(遠い目)星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】
  • 真白優樹
    2017/09/25
    全てが運で決まる学園で、捻くれた幸運を持つ少年が幼馴染の少女と再会する所から扉が開く物語。―――その幸運は、あの子の心も引けるのか。ソシャゲとか好きな読者様であれば行ってみたいと思えるかもしれない、運が何よりも重要となる学園。そんな学園で、愉快で痛快なバカ達が所狭しと動き回るこの物語。思わず腹を抱えて七転八倒してしまいそうになる程の笑いの中に少しのいい話が隠し味を添える、今、笑いたい読者様にはお勧めである。さて、始まったばかりの学園生活はどんな問題を運勢が呼び寄せるのか。 次巻も実に期待である。
  • サキイカスルメ
    2017/09/24
    あの状況でお母さんて……。ガチャで全てが決まる学校で、なぜか望まないレアを手に入れてしまう体質の主人公矢内総流と愉快な仲間たちのお話。テンションのかなり高いコメディで、独特だったかな、と。楽しかったんですが、内輪ノリっぽい部分もありついていけない部分もありましたね。一緒に!というよりは、バカやってるなぁと眺めてる感じ。キャラだと、和光・華恋の主人と参謀コンビが好きです。出てきたが最後、その場をめちゃくちゃにするという(笑)
  • さい
    2017/10/17
    ガチャで全てが決まる町という設定に引かれて読みましたがテンションが高すぎるのとキャラが濃すぎて置いていかれた感じ。とりあえず主人公の悪友の笑い方がちょっと嫌でした。シリーズ物なようですが一区切りついた感じなのでどんな感じで話が進むのか気にはなります。
  • リク@ぼっち党員
    2017/10/22
    授業もイベントも、果てはトイレの場所までガチャで決まる学校での、バカでクズな連中のドタバタ劇。クズさでいえば和光>>越えられない壁>>総流=レナ≧華恋>>徳盛>みらい。だいたい和光のせい。中島くんが三箱目ならワースト5に名を連ねただろうに、残念。ハイテンションなギャグで突っ切るタイプの作品。ラジオ体操はちょっと吹いた。幼馴染との勘違いはちょっと無理矢理感があったけど、まあこいつらバカだししょうがないか。