この世界に i をこめて
発売日 :
2017/10/25
早くも20万部突破 『君は月夜に光り輝く』に続く、待望の感動作第2弾!
君のいないこの世界で生きる、僕らの愛の物語――。
鳴りやまない感動で続々大重版。読む人すべての心をしめつけた『君は月夜に光り輝く』に続く、感動が再び。
佐野徹夜、待望の感動第2作!
生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。
【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】
でも、それは届くはずのないメール。送り主は吉野紫苑。彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才小説家だった。
あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿りついた時、そこには衝撃の結末が待っていた――。
「僕たちの人生を大きく変えうる力をこの小説は持っている」本作のイラストを担当したloundrawも感動の大激賞した、愛と再生の感動ラブストーリー。
鳴りやまない感動で続々大重版。読む人すべての心をしめつけた『君は月夜に光り輝く』に続く、感動が再び。
佐野徹夜、待望の感動第2作!
生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。
【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】
でも、それは届くはずのないメール。送り主は吉野紫苑。彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才小説家だった。
あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿りついた時、そこには衝撃の結末が待っていた――。
「僕たちの人生を大きく変えうる力をこの小説は持っている」本作のイラストを担当したloundrawも感動の大激賞した、愛と再生の感動ラブストーリー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048934145
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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カメ吉2017/11/26109ネタバレあり佐野作品の二作目でしたが前作より個性が出てきた感が強かった。もう一度読み直さないとわかりにくい箇所があった。それと京都が舞台だったけどちょっと無理矢理感があった。佐藤さん、船岡くんの脇役が後半は全く消えてて中途半端な存在感でした。読んでてキャラにもうひとつ愛着を持てなかった。もっと若い読者さんなら面白く感じるのかな。今後の作品を楽しみにしたいです。
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K2018/03/11105前作に続きこちらも一気読み。 作品全体にニヒリスティックな雰囲気がこれでもかと詰め込まれていましたが、これは屈折した愛の表現なんだろうなぁ。人を愛することが出来ない、それでも人を愛そうとして行き着いた先が小説だった。何処かしら欠けた登場人物がそれを受け入れながらも抗うような、二律背反の物語でした。前作に比べて題材がより現実的なのも手伝ってか、文章がより洗練されているような印象を受けました。あとがきを読んでも分かるように決してフィクションだとは言い切れない部分が影響したのか、真に迫った作品でした。
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ダイ@2019.11.2~一時休止2017/11/1396青春もの。相沢さんに似た感じ。もう少し吉野のほう(PCに残ってた内容など)を掘り下げてほしかった。
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おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…2018/01/049460/100点 2018年初っ端の作品です。前作のデビュー作『君は月夜に光り輝く』が、まずまず面白かったので手に取りましたが、期待外れでした。前作でも感じたことですが、この作者の描く人物には実際生きて生活している感じが無いため、主人公たちに魅力を感じられず読んでいて全く共感出来ませんでした。もっと人物を描く勉強が必要だと思いました。物語の設定も不自然なところも多く見受けられました。例えば中学入学時に入部する文芸部、部員がゼロで主人公たち二人だけでの活動、顧問の教師も登場しない、こんな事アリエナイ!
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相田うえお2022/05/0691★★☆☆☆22039【この世界に i をこめて (佐野 徹夜さん)】作品タイトルと本ジャケの装画からSFファンタジーかと思ったんです。しかも、作品中ほどまではパラレルワールドなどのワードもちらほらしてたので。でも、まったく違ってました。小説を書くというモチーフを基に、迷いの中で喘ぎながら生きる若者の心が伝わってくるようなお話でした。読了後、頭に虚無感が燻っている感じが消えません。そういう意味ではインパクトがあったんだと思います。ただ、各シーンにおける登場人物の気持ちや行動が個人的には理解し難かったかな。
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