タイム・リーブあしたはきのう 上

発売日 : 1999/05/01
最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す--。
鹿島翔香。高校2年の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失していることに気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えのない文章があった。”あなたは今、混乱している。若松くんに相談しなさい……” 若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香に何が起こっているのかを調べはじめる。だが、導き出された事実は、翔香を震撼させた。”そ、んな……嘘よ……” 第一回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した高畑京一郎がくみ上げる時間パズル。最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す--。 '97年初夏、映画も公開もされ、多くの読者を魅了した話題作が遂に文庫化!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 534円(本体485円+税)
  • ISBN: 9784840205580

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みんなのレビュー

  • 青乃108号
    2023/01/22
    装丁画が恥ずかしすぎて図書館カウンターのお姉さんの前でオドオドしてしまい【恥ずかしい装丁画の本を2冊も借りて帰る挙動不審のオヤジ】になってしまう。【電撃文庫】だもんそりゃ恥ずかしいよね。かなり昔の本かと思い読んでいたら【時をかける少女】や【バック・トゥ・ザ・フューチャー】などにサラッと触れられていて、意外と新しい本なんだな。文字の密度が薄いので俺にしては珍しく高速で読む。時間を行きつ戻りつし話がややこしくて面倒くさくなるが勢いを重視してどんどん読み進める。結局、どこが良いのかわからずじまいで上巻終わり。
  • やっさん
    2019/09/01
    ネタバレあり
    ★★★☆ 現在過去未来がバラバラに訪れるようになった女子が、その特異体質を解明する話。厨くさい表紙絵に抵抗があったが、なかなか楽しめた。優子や幹代らの含みのある発言は、間違いなく下巻に繋がる伏線だろう。
  • 眠たい治療家
    2013/01/09
    刊行が1995年で、読メがなかったら知らなかったであろう作品。女子高生の翔香は、気がつくと月曜日の記憶が抜け落ち、知らずに火曜日を生活していた。記憶の喪失を不可思議に思いながら帰宅すると、日記には自分の筆跡で同じクラスの若松に相談するよう綴られていた。本作は時間を旅するタイムトラベルSF。謎めいた始まりで、冒頭から興味を惹かれる。上巻では読み進めるうちに、謎が深まり、そしてタイムリープを繰り返しながら、協力者と共に絡まった糸を解きほぐしていく準備段階。謎のピースがどう当てはまっていくか、期待して下巻へ。
  • ☆よいこ
    2021/11/26
    YA。同級生の男子、若松和彦とキスしてるところから始まる。鹿島翔香(かしましょうか)は驚いて部屋を飛び出し階段から落ちてしまう。気が付くと火曜日の朝だった。月曜日の記憶がまるまる抜け落ちていることに驚き、怯える翔香は自分の日記に覚えのない書付をみた。翔香の体はそのままで、意識だけが過去や未来に飛ぶ。翔香は和彦に相談し、その規則性を見つける。ふたりは協力して空白の時間を埋めていくが…▽高校に焼却炉がある時代のお話。面白い。下巻につづく。
  • た〜
    2014/11/03
    (再読)変則タイムトラベルもの。なるほど、そういうやり方もあるんだな。綿密にプロットを切らないと破綻するから、手間の掛かりそうな小説。その分読む側からすると非常に面白い