カブキブ! 7
発売日 :
2017/11/25
行方不明のクロは、そして「カブキブ」の文化祭での舞台は……。最終巻!
文化祭で歌舞伎の演目「毛抜」を披露する直前、姿を消した「カブキブ」部長の来栖黒悟(クロ)。親友のトンボはじめ、部員全員で探しまわるが、クロは見つからなくて……。どうするどうなる、カブキブ!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041056950
シリーズ作品
一覧で見る
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
takaC2017/11/30136出来すぎな大団円。でも面白かった。その場で見たかった。次はなに演んだ!?これで終わりなのは寂しいよ。
-
isry 2@積本消化中2023/03/21128ネタバレあり最終巻。文化祭での大舞台も迫る中、クロが行方不明に。トンボはクロを捜し、部員たちは時間を稼ぎ、そこに現れた救世主。舞台が始まればあっという間に引き込まれ、読み終わった。クロの情熱がみんなを動かし、ハプニングもたくさん起きたけど、それでチームがまとまって最高のフィナーレへ。それぞれの胸中がちょっとだけ描かれ、みんな頑張ったねって褒めてあげたい。でも、彼らのことをもっと知りたいので続編やスピンオフ作品が出れば、もっと嬉しい。
-
とも2017/12/13126ネタバレありシリーズ七作めで最終巻。最高にハラハラしてワクワクしてドキドキでした。本人たちはもとよりたくさんの関係者の視点で話が進んでいって今まであまり目立たなかった登場人物についても掘り下げられててよかったです。 舞台が無事に成功した高揚感、そして舞台とともに三年生との部活が終わる名残惜しさに包まれるカブキ部の面々と物語が終わってしまう読み手の気持ちがリンクしたようで終盤は感極まりました。 でもさすが阿久津。最後の最後で彼らしさ満載の一言のおかげで拍手喝采で読み終わることができました。スピンオフとか読みたいな~
-
藤枝梅安2018/05/22121ネタバレあり文化祭での「毛抜」上演当日。またもやトラブルがクロを襲う。開演を30分繰り下げてもらうことになり、その30分を急遽「歌舞伎解説講座」に仕立て、蛯原がカブキブを救う。どうにか開演にこぎつけ、「毛抜」のストーリーに様々な人物のモノローグを織り交ぜ、圧巻のフィナーレになだれ込む。大団円だが、いくつか気になることもある。例えばクロを毛嫌いしていた渡子のその後、遠見先生とお見合いのお相手のその後、など、後日談も読んでみたい。それはそれとして、一応これにて「カブキブ!」シリーズ、めでたく千穐楽。
-
りゅう☆2021/06/13104めちゃめちゃよかった!文化祭上演直前クロが突然消えた。<毛抜>上演どうなる?アクシデントを救ったのはまたまた蛯原。カッコいいぞ!クロを探すトンボと丸ちゃん。クロ救出の鍵を握っていた渡子の気持ちを見抜いたトンボはさすが!そして始まった<毛抜>。とてもよく分かる流れ。もうね、みんな最高だよ。最終巻は終始、様々な人目線で物語が進む。その構成がとても良い。私も子を持つ親。だからこそ母たちの思いには涙涙。全員集合のイラスト見ながら感無量。ここに正蔵さんもいてほしかったな。クロ最高!カブキ部のみんな感動をありがとう!
powered by
レビューをもっと見る