お点前頂戴いたします 泡沫亭あやかし茶の湯
発売日 :
2017/11/25
「なんで、お茶を点てるんですか?」「通じ合いたいと、願うからさ」
とある高校茶道部の部室である泡沫亭(うたかたてい)にはたびたびあやかし達が訪れるが、部長の湯季は彼らに対しても普通にお茶を点ててもてなしていた。極端なビビり体質である新入部員・三軒は、そんな茶道部での活動を通じて茶の心を学びつつ、自ずとあやかし達と心の交流も深めていく。厳つい鬼がお茶を学ぼうとした意外な動機のおはなし、ある日突然に部室へ来なくなった部員と狐の少女とのちょっぴり切ないおはなしなど、“一期一会”をテーマにしたほわりと温かなストーリーをどうぞ。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048935265
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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とし2018/04/05100「あなたと過ごしているこの時間は、一度きりの大切なものです。二度と巡ってこないからこそ、今のときを大切にして過ごしましょう」茶道を通じてあやかしと人間との心温まる物語かな、三軒くんのビビリ度合いは半端でなく面白いですね。
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ゆう2017/12/046ネタバレありほんわかしたお話でした。可愛い。狸ちゃんが可愛くてきゅんとする。三軒のびびりながらも相手のことを知っていこうとする姿勢に、湯季の不思議なキャラに、お茶を通してふれあうあやかしとの関係にほっこりする1冊でした。湯季のが掘り下げ切れてない感じしたけど続刊あるのかな?
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椿櫂2017/12/194ネタバレあり主人公の怖がる時の奇声にいつも笑ってしまいました!タヌキが可愛らしいです。あと鬼がメスだったって笑っちゃいました。ほっこりとして、可愛い妖怪ものでした!茶の湯がテーマと言うのも良い感じですね!
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★カイト★2018/01/063あやかしたちとの一期一会。大切な何かを感じさせてくれます。茶道の心得がちょっとくわしくわかりやすく書かれており興味深く読んだ。出てくるあやかしたちが愛らしく可愛いらしい。こんなあやかしたちなら出会ってみたい。思っていたよりよかったです。
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凍矢2017/12/053思わぬところから、びびりの主人公があやかしたちと、かかわり合いながら、成長していく話でした。茶道について、少し興味が湧きました。でも、流派が沢山あるので、どれにすれば良いのか分かりません。
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