角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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リク@ぼっち党員2018/04/065辞世の句×ガンアクション。偉人が己の人生を込めた一句を紐解く。辞世の句という珍しい題材にはかなりインパクトがあった。辞世の句ってなんとなく死に行く瞬間の思いを綴ってる気がしてたけど、それで片付けられたら怒られもするか。そもそも後世に残ってるのってその人物が何かを成した瞬間だけで、普段どう思ってたかは推測でしかない。理解って難しいな。主人公がウジウジしてる時間が長かったのが若干引っ掛かったものの、周りの人物は人格者ばかりだった。燐音良いヤツすぎる。
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真白優樹2018/04/054全ての真実が記された書から偉人達の想いが溢れ出した世界で、取り戻す為、少年が想いとの戦いに挑む物語。―――響き合え、あの人の想いと汝の想い。偉人達の遺した想いとの戦い、扱えぬ力を抱え、それでも少年は果敢に戦い、その想いに触れていく。銃弾飛び交う熱さと疾走感、そして誰かに焦がれ必死に手を伸ばす想いの熱さ。そんな二つの熱さが交錯し、中々に目を惹く輝きを放つ、そんな物語である。想いと対話し、一時の解決を得た少年。そんな彼を取り巻く謎の思惑達。果たして、救いの先にある戦いとは。 次巻も須らく期待である。
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空白2018/04/062辞世の句でバトルという新しいジャンル。前作もそうだけど、単純にバトル描写がうまい。 歴史系はあんま好きじゃないけど、ガッツリ歴史じゃないから読みやすかった。 展開は少年マンガみたいな感じでこんなゲームやってみたい。 個人的には沖田先輩が好き。主人公のこと知ってる風な描写があったから、先輩の話を期待。 次回は先輩メインでやってほしい。
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