六道先生の原稿は順調に遅れています 二
発売日 :
2018/01/15
六道先生にライバル出現? 編集女子と妖怪作家のお仕事怪異物語、第二弾!
文芸編集の詠見は、作家で妖怪の六道先生を担当中。久々の新作が文学賞を受賞し、正体を明かせない六道の代理で詠見が授賞式に出ることに。同じ受賞者で気鋭の作家・踊場漂吉は、そんな六道が気になるようで……?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040724737
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みんなのレビュー
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佐島楓2018/01/1554ネタバレあり六道先生の優しさと仕事に対する矜持がストレートに伝わってきてよいお話でした。妖怪と人間が恋することってあるのかな……?
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はつばあば2023/01/2053アマゾンでの評価はイマイチだったので悩みながら読了。やっぱり読メの方は言葉にするにしても優しいです。私もいい本を読めたと思います。作家さんが心血絞って書かれたものですもの我が子と一緒。六道先生にも詠見さんにも力強い人間の若手小説家・踊場漂吉君を(物ノ怪+人間2人)陣営に取り込めたことが一番の力だと思います。物の怪仲間の加賀見さんには冷たい仕打ちをされているんですもの・・六道先生の淋しい想いも、詠見さんだけでなく漂吉君までもが癒してくれるでしょう
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スズ2018/07/1945「読みたい本大賞」を受賞したものの、妖怪である六道の代理として受賞式に出席した担当編集の詠見だが、六道のファンの若手小説家・踊場漂吉に質問攻めに。後日、六道邸に新作の執筆依頼に伺った詠見だが、帰り道に錆びた鋏で髪を切り裂く物ノ怪『カミキさん』に襲われてしまい…。六道の作品を読んで前へ進み続ける勇気を貰った沙那、己の罪深さを痛感して消えたいと願った城田等、自分が綴った物語が読者に何を与えるのかは本当に予測がつかない事を痛感した六道の憂いの表情が印象的。六道と恋仲なのではと勘違いされて狼狽える詠見が可愛かった
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ネムコ2018/02/2743作家は、自分の作品が世間にどんな影響を与えるかには関与できない。誰かの心の支えになるかもしれない。誰かを傷つけてしまうかもしれない。その嬉しいケースと心痛むケースに遭遇してしまった六道先生と詠見。作家と編集者として、また一歩距離が縮まりましたね。踊場先生、好きだな。これから公私ともに盛り上げてくれそうv
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アズマ2019/12/1529カミキさんか唐突に現れるので何度もゾッとしました。城田先生のところが切なかっです。
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