オミサワさんは次元がちがう 1

発売日 : 2018/03/30
天才のオミサワさんは、三つほど次元が違う人だった――。
大学二年の雪斗には気になる女性がいた。芸術科の小海澤有紗。無表情、無感情で人と関わろうとせず、そこかしこに絵を書き散らすも、その落書きが数百万の価値を生む百年に一度の天才。人とのコミュニケーションが断絶してしまっているそんな小海澤さんが気になり、なんとかお友達にこぎつけた雪斗。しかし天才との変わった交流を楽しむはずが、彼女の重大な秘密を共有することになり――。次元が違う彼女とのもどかしくピュアなキャンパスラブストーリー。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784047350564

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

ファミ通文庫の新刊

  • 重いタバコを吸ってる不健康そうな年上美人とドロドロの関係になっていた話
    重いタバコを吸ってる不健康そうな年上美人とドロドロの関係になっていた話
    ただ、堕ちていく日々
    友橋かめつ (著者) / 椎名 くろ (イラスト)
    発売日: 2025/06/30
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 恋人になったらしたいこと全部するビジネスカップル
    恋人になったらしたいこと全部するビジネスカップル
    初恋の少女と始めるビジネスカップルチャンネル、配信スタート!
    二丸 修一 (著者) / たん旦 (イラスト)
    発売日: 2025/06/30
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 現代陰陽師は転生リードで無双する 伍
    現代陰陽師は転生リードで無双する 伍
    地縛霊を式神化?
    爪隠し (著者) / 成瀬ちさと (イラスト)
    発売日: 2025/05/30
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる
    追放系の悪役パーティのリーダーに転生したので、ざまぁされる前に自分を追放しました。 スキルを奪う『スティール』って悪役過ぎるけど強すぎる
    「俺追放!」から始まる新たな英雄譚!
    荒井竜馬 (著者) / 匈歌ハトリ (イラスト)
    発売日: 2025/03/28
    ファミ通文庫
    試し読みする
  • 非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか? 2
    非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか? 2
    「――――非科学的な力を用いた犯罪事件は存在します」
    色付きカルテ (著者) / よー清水 (イラスト)
    発売日: 2025/03/28
    ファミ通文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ami*15
    2018/05/10
    同じ世界にいるはずなのに小海澤さんには違った世界に見える。「次元」とはどういう意味なのか、雪斗がよく耳にした「ごんごんじー」という意味深な言葉は何なのかなど気になる点が多く、どんどん先に進みたくなるような物語でした。小海澤さんが見る一味違った世界、それはクラクラしていてどこか現実離れしているような不思議な世界のように見えた。小海澤さんと次元に関する秘密を知ると彼女の寂しさも人付き合いが苦手な理由もよくわかりました。あと最後のイラストにはやられた。あのイラストこそがこの物語の全てではないかと読後思いました。
  • もも
    2018/04/18
    ネタバレあり
    普通の大学生のラブストーリー、と思いながら読んでいくと不思議な現象が次々と起こっていき驚きました。これ、そういう話だったのね…!完全に騙されました笑 でもこういうの、嫌いじゃないです。むしろ好き。2人の不思議な交流は楽しかったし、オミサワさんがとっても可愛いです♪ラストのイラストは反則だよね笑 確かにこれは恥ずかしい、けど良い絵だ‼︎色々とあったけれど素敵な終わりかたで面白かったです^ ^
  • まりも
    2018/04/01
    無表情、無感情で人と関わらない小海澤さん。周囲から変人扱いされる彼女のことが気になる雪斗と小海澤さんの次元違いのラブストーリーここに開幕。変人とのただのラブコメかと思ったら、そんな事はなかった。ただのコミュ障だと思っていた小海澤さんの秘密や、彼女の抱えていた想い。そして彼女の事を理解し、傍にいようとする雪斗の想い。そんな彼と彼女が迎えた結末はとても素敵でキュートでした。例の小海澤さんが描いた絵画なんてね、もうニヤニヤが止まらないってもんですよ。奇妙奇天烈だけど、すっごくキュンとする。そんな1冊でした。
  • よっち
    2018/03/28
    無表情・無感情で人と関わろうとせず、そこかしこに絵を書き散らす芸術科の天才・小海澤有紗。変人扱いの彼女を気にかける雪斗が関わってゆくうちに、彼女が抱える秘密に巻き込まれてゆく青春小説。コミュ障なオミサワさんと些細なやり取りを重ね交流を深めてゆく地道な努力が微笑ましくて、文字通り次元が違う秘密を知っても彼女を理解し共にあろうとする雪斗。大切だからこそ苦悩するオミサワさんでしたけど、彼女の想いを垣間見た雪斗と相変わらず難しい境遇でも確実に変わりつつある彼女が迎えた素敵な結末には、ついニヤニヤしてしまいました。
  • かわゆきか
    2018/04/22
    次元が違うって、変人芸大生に対するものの例えじゃなかったのか。最初にみんなの前で泣き出した理由もなるほど。思ってたストーリーと違ってたけど、それがむしろ良かったし、面白いミステリーだった。なるほど、主人公があの絵の意味も分からず、直感的に惹かれた訳ですね。