西陣あんてぃく着物取引帖

発売日 : 2018/04/13
「着物を着てほしい。君には似合うと思うんだ」 着物が織成す謎と恋の物語
薬剤師の純花は、母親の羽織を持って京都・西陣のアンティークショップを訪れる。
ところが、店の店主は金髪碧眼の外国人(しかも重度の着物オタク!)。
いぶかしみつつも羽織を見てもらったところ「これ、盗んだものですか?」と訊かれ純花の不信感は大爆発!!
 店主――アレックスにその根拠を尋ねると、彼の祖母が同じ柄の着物を着ている写真を見せられる。
 真相究明のため二人で出所を調べることになるが「日本の女性はもっと着物を着るべきだ!」となぜか純花まで着物を着るハメになり!? 着物が織成す謎と恋の物語!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040726724

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2018/04/16
    文章はしっかりしているし、面白くないわけではないが、人間関係があまりにも狭く、偶然に頼りすぎている感じが否めなかった。ただ、親子関係に由来する複雑な心境はよく伝わってきたので、このふたりのこれからの物語を読んでみたいなとは思った。
  • よっち
    2018/06/07
    母親の羽織を持って京都・西陣のアンティークショップを訪れた薬剤師の純花が、金髪碧眼の店主・アレックスと出会い、因縁の羽織の真相究明のため二人で出処を調べることになる物語。アレックスの祖母と同じ柄の着物、そして男を作って家を出た純花の母を巡る因縁。紳士的で着物に対する造詣が深いアレックスと会い様々なことを知るうちに、少しずつ変わってゆく純花の心境。着物に関する興味深いエピソードや意外な繋がりもあったりで、今回の謎は明らかになりましたけど、アレックスたちとの今後も気になるのでもう少し続きを読んでみたいですね。
  • 本夜見
    2020/03/18
    ネタバレあり
    仕事で京都に行ったついでに、幼い頃出奔した母の形見と送られて来た羽織を持って西陣の『ぎゃらりぃ燈屋』を訪れた。出てきた店主は金髪碧眼のイケメン。買取り査定をお願いしたら『これ、盗んだ物ですか?』と言われる。何故なら彼の祖母が同じ柄の着物を着ている写真があったから。琉球紅型で作られたソレは有名作家の作品で、量産出来る物ではないから。そして二人で着物の出所を探る事に。着物の由来を探る事で浮かびあがった縁。着物に込められた思いが縁をつないでゆく。
  • ジュール リブレ
    2018/11/16
    京都の着物×アメリカ人が織り成す、母の形見の和服の由来を探るライトミステリー。秋刀魚や秋茄子、栗ごはん、と、秋らしい食事シーンがうれしいな。秋の京都に行ってみたい。
  • お涼
    2021/05/12
    ネタバレあり
    幼い頃家出した母親の形見として送られてきた羽織。複雑な想いを抱き、売りに行った先で盗品かと疑われ、外国人店主アレックスと事情を探ることになった純花。後半人間関係がわかりづらいところもあったけど、純花と同じ勘違いをしてたから素直に驚かされた。純花がどんどん着物が着られるようになっていくのが羨ましくなった。去年中途半端に終わった着付け教室。今度はちゃんとしたところ探そうかな。