木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走

発売日 : 2018/04/13
傍から見たら、ちょっと不思議らしい。でも、これが私たち夫婦。私たちの家
木崎ゆすら、職業文筆家。先日結婚しました。旦那さんは毎日美味しいご飯をつくってくれます。天気がいい日も悪い日も、普通の日もお祝いの日も、私が書けても書けなくても。父が残したこの家で。ゆったり夫婦の物語
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040726748

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みんなのレビュー

  • ぶんこ
    2018/12/24
    亡き大作家?の娘のゆすらと、元大手銀行員の木崎さんの結婚生活を描いたのか?題名からはそう思えますが、ゆすらさんのマイナス思考と泣き虫なところが重すぎて楽しめませんでした。ゆすらさんのような繊細で実社会に適応するのが難しい人が、木崎さんと巡り会えたことは奇跡のようです。木崎さんも厳しい銀行員としての世界よりは主夫が向いていたようで、お互いにとって良かったのかな。ゆすらさんの極端とも思える繊細さが辛すぎた読書でした。
  • よっち
    2018/06/27
    著名な作家を父に持つ文筆家の島田ゆすらと、偶然出会った木崎修吾の電撃結婚。父の残した家で共同生活を始めた新米夫婦の日々が綴られてゆく物語。不安定だったゆすらと優しい木崎の美味しいものを食べたり、のんびりと寄り添うような夫婦生活。一方で作家としての自分のありように苦悩するゆすらのこと、作家だった父やふらりと家を出た弟の存在だったり、複雑な想いを抱く幼馴染・崇の存在もあったり、もしかしたらの可能性に切なくなりつつも、夫婦として作家として生きてゆくことにきちんと前向きになれた結末にはぐっとくるものがありました。
  • はるき
    2018/07/10
    可愛らしいタイトルの中味は中々に大人味。…レーベル間違ってない? 終始不安が漂うので、文章に釣られて何か酔ってしまった。繊細で生きづらいヒロインのやることなすことが不安定で心配。例えて言うなら、泣く寸前で我慢する幼子を見るような気分です。デビュー作らしいが、作風が既に完成している感じ。
  • よっしー
    2023/01/12
    タイトルと温かな表紙絵にひかれて手に取りました。幼馴染みであるゆすらと崇の関係が気になる部分も多かったのですが…最終的にきちんと向き合えていたので良かったです。木崎さんのゲームを満喫しながら家事をしっかりとこなす姿に、こんな旦那が欲しいと思ってしまいました(笑 少し読みにくく感じる部分もありましたが、暖かい気持ちになれる素敵な一冊でした。
  • coco夏ko10角
    2021/03/26
    傑作。表紙イラストとタイトルからほわほわ&よくあるグルメものと思って読み始めるが良くも悪くも違った。そういうのを読みたかった人には重いだろうし、この作品みたいな小説を読みたい人に手にしてもらい難いだろうしでもったいない。ゆすらの心理描写や地の文の表現が素晴らしくじっくりじっくり読み進める。ゆすらが時々不安定になるのも過去が明らかになっていくと納得、そして時系列考えると崇切ないのぉ…。これがデビュー作というのに驚き、京都烏丸~も絶対読みたい。