密会 アムロとララァ
発売日 :
2000/10/01
その《密会》は、二人をどこへ導くのか──。
地球の片隅で、日々を生き抜くことしか考えられずに育った少女ララァ。連邦軍のMS「ガンダム」に乗り、戦うことを強いられる少年アムロ。心で感応しあう「ニュータイプ」の能力だけを武器として戦場に赴く二人は、互いを敵だと知らずに巡り逢い、そして惹かれあっていった。その《密会》は、二人をどこへ導くのか──。不朽の名作『機動戦士ガンダム』を新たな切り口で描いた、ファン必読の書。
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784044101534
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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しのぶ2018/08/1434初代ガンダムのアニメを知っているうえで拝読。アムロとアラァに焦点を当てた内容でアニメではサラッと描かれた部分がニュータイプの男女の恋愛として濃厚に描かれている。自分には色々強すぎたかな。
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のれん2025/06/0616ネタバレありアニメ・劇場版の主役らの心情について描写した小説という名のコラム。むしろこの『ガンダム』のテーマについての語りを小説にしてしまうのが凄いというべきか。 ララァという古典貴族の道楽が生み出した少女に惹かれていくアムロとシャア。シャアの楽しみ方はただの貴族お遊びだが、アムロは違う。年上女性やミステリアスな金髪お嬢さんを通じて恋愛という危険性に魅力を感じた少年が弄ばれる快楽に自ら浸る。自分を連れ出しくれた男と、自らの感性に付き合える男。女は同時に楽しんでしまう魔性さがある。(1/2)
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宇宙猫2025/08/1715ネタバレあり★ かつてララァとシャアは娼婦と客で当然関係もあったと言っていたのに、サクッと無い事にされている。一方、アムロは性欲の権化のように描かれ、アニメではニュータイプの共感の結果と描かれていた思いが、性欲によるものになっていてガッカリした。年頃の男の子だからそんなもの、と言えばそれまでだけど。この本は「ファーストガンダム」の原作でありダイジェストとのことだけど、女性は性の対象というのを前面に押し出しているので、更にガッカリだ。
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赤字2010/10/2513ニュータイプ論についての解釈を深める小説。
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苗@中学3年生になりました2018/01/1311アニメを先に観ていたから追体験って感じでよかった。でも、アニメと違って、性的な部分がずいぶんあったかな? ちょっとびっくりしながら読みました。でも、別にいやらしくはなかったです。
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