赤ずきん王子
発売日 :
2018/09/01
森に住む美しき異邦人×無垢で淫らな赤ずきん。官能童話第3弾!
ヴァルセント王国の王太子・リルは、母親代わりの祖母の女王から贈られた赤いマントを大切にしていた。そのお礼にお菓子を作るため、森に住む先代の料理長を訪ねるが、その途中で暴漢に陵辱されそうになった所を銀髪の美しい青年・クラウスに助けられる。異質な風貌の彼にも無警戒なリルを窘めるように、唇を奪うクラウス。その官能が忘れられず、リルは度々森を訪ね、逢瀬を交わすように。しかし国を脅かす悪しき狼に捧げる贄として、王族であるリルが選ばれてしまい…!?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041072370
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みんなのレビュー
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のこ2018/10/1324官能童話シリーズ④。ルビーさんでは3冊目だけれど1番最初のフルールさんでの短編集を加えて4冊目。ヘンゼルとグレーテル、人魚姫、白雪姫、シンデレラと続いて、今作は赤ずきんがモチーフ。毎回よくネタが思いつくなぁと感心するけれど、のの先生の頭の中には、童話モチーフの官能シリーズまだまだ書きたいネタがあるそうで、どんだけ…なの。今作の赤ずきん(王子)リルは素直な良い子の割になぜか好きになれず。狼(聖獣)クラウスも素敵〜と言うにはどうも今ひとつ。思うに官能童話シリーズってネタ的には興味深いけれど感情移入しづらいわ。
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もきゅ子2018/10/1622ネタバレあり王子様の赤ずきんちゃんが駄目だと思いつつも攻めと森で逢い引きしちゃう話。それとバターと狼。優しかった祖母を思うと受けの心の傷が思いやられる。未熟で迂闊だった受けが最後には王様として頑張ってるので応援したい。淫魔の血を最後までコントロールできることいいんだけど、その点がちょっぴり不穏な終わり方。
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nono2019/09/2820ネタバレありBL。官能童話シリーズ、今回は赤ずきん。ヴァルセント王国の王子のリルは、女王である祖母に愛されて16歳の誕生日を迎えるが、森で襲われた所を助けてくれたクラウスに一目で惹かれ⁉ 確かに未熟で迂闊な赤ずきんちゃん^^凝った設定の童話シリーズですが、どうもおぼこなリルの軽々しさが合わなかったようで苦戦。さらりと軽めに読了。
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アッちゃん2024/09/1816ネタバレあり読み放題。官能童話シリーズ、この赤ずきん王子だけ未読だった。表紙だけでどれくらいHな赤ずきんちゃんなのかと思っていたら、そうですか淫魔でしたか。そりゃ襲われたのに快感を得てしまい、初めましての攻めにもねぇwただ予備知識を得ず読んだので、おばあ様の正体にびっくり。だから贄に選んだのよね、喰っちゃう為に。これからは赤ずきを手放せないけど、攻めがそばにいてくれれば何とかなるのかな。寄り道はダメよなのに、今回は寄り道しておいて正解(笑)
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きなこ2018/10/1416ネタバレあり官能童話シリーズ、赤ずきん。そっちの方がラスボスだったのね〜。相変わらずアクロバティックなイラストとバタープレイに圧倒されました。
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