呪いと祝福の大地 ソード・ワールド2.5ショートストーリーズ 1
発売日 :
2018/10/20
旅立ち、引退、死――アルフレイムに生きる人々の記録を描いた短編集!
"呪いと祝福の地アルフレイム"。魔動機文明が色濃く残る大陸に暮らす人々。旅立つ冒険者、ギルドの受付嬢、死体回収屋、鉄道員――10の視点から描かれる、ソード・ワールド2.5の世界を見せる短編集が登場!
- レーベル: ドラゴンブック
- 定価: 836円(本体760円+税)
- ISBN: 9784040729336
ドラゴンブックの新刊
みんなのレビュー
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ぷるっちょ2021/03/0410ネタバレあり短編小説。文庫1冊に10編収録されてるので1編が本当に短い。ライカン・スロープもどきとして「ライカン」と差別されていたリカントが「リカント(お前たち)」と呼ばれ人族と共存するに至った経緯を描いた『これからのふたりの話をしよう』と、やられ役の蛮族としてよく登場する「フット族」視点で描かれる『愛憎』が御薦め。「自分を醜いと自覚し美しい者を憎む。自分より強い蛮族に服従し死の恐怖を知らない」にも拘らず「知能は低い&簡単な損得計算しかできない」という設定のフット族の思考形態&心情が如何なるものかが良く描かれていた。
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akiu2019/03/182SW2.5の世界観・設定を紹介する10の短編集。読んだ感じ、ソード・ワールド短編集と、『〜コレクション』シリーズの間くらいの印象。いずれの短編も、より世界のイメージを膨らませることのできる内容で良かった。死体回収屋やギルドの受付、鉄道員といった脇役を描くことで世界観を豊かにし、冒険者の様々な姿を描くことで遊び手の想像力を刺激し、リカントやメリアなどの新種族、リニューアルされたバード技能を描くことがルール面の補足にもなり、ベーテ趣味全開のダンジョン飯な話が普通に面白い。もっといろんな小話が読みたい。
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まつだ2021/02/11110掌編集。2.5の設定紹介の意味合いもあるのだろうけど、簡単に読み終えられて、世界の理屈をちょっとだけ理解できて、それを足掛かりに想像をひろげて、プレイに反映できれば最高じゃないですかね。ルールブック、フレイバーで設定を説明するよりも、ずいぶんと楽しく読み終えられました。
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蒼月霧葉2019/03/131ソードワールド2.5の短編集。リプレイ方面と言うよりは、世界の隙間を埋めていくお話。世界で遊ぶのも楽しいですが、こうやって世界が形作られていくのが楽しいです。
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文月煉2019/01/191無印ソードワールドの頃には短編集がたくさんあったなぁと、懐かしく思い出す。短編小説は、そのままシナリオのネタになるし、ただ設定を説明されるよりイメージが想像できて良い。新種族のリカントもメリアも、全然想像できなかったのが急に身近に思えた。
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