前略、初恋の彼女が生き返りました。
発売日 :
2018/10/25
またいつか消えてしまう君と過ごす日々。
「久しぶり」
そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。
俺がずっと片思いしていた彼女。今でも鮮明に思い出せる、一緒にすごした日々のこと。ようやく最近、君の死を受け入れたばかりなのに。
「やり残したことがあるの。それに付き合ってほしい」
そして、また消えてしまう君と過ごす、たった数日の同棲生活がはじまった。
そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。
俺がずっと片思いしていた彼女。今でも鮮明に思い出せる、一緒にすごした日々のこと。ようやく最近、君の死を受け入れたばかりなのに。
「やり残したことがあるの。それに付き合ってほしい」
そして、また消えてしまう君と過ごす、たった数日の同棲生活がはじまった。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784049122138
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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てち2021/01/25132高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトが目の前に現れ物語が進んでいく。彼女と過ごしていくうちに、愛が確信へと変わっていく。彼女のことを好きになったらダメだとわかってるけど、、、、藤二の心の中で揺れ動く機微、葛藤がありありと伝わってきた。実際、目の前にあるとありがたみはなかなか感じないものである。失ってからそれに気づくことの方が多いのでは。
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ami*152018/12/3148ネタバレあり今年最後の1冊です。奏音のことが好きだった2人の男子の過去と現在を巡る物語。宏と藤二、それぞれの目線から奏音への思いが描かれ、彼らの複雑な心情を知るたびに胸がチクチクしました。奏音と共に事故に巻き込まれ、今でも意識不明で入院し続ける宏。宏は現世に残っているとしても、藤二にとってはあの時奏音と同時に失われた存在だと思っている。現実と向き合いながら自分なりの答えを探し求める藤二の気持ちも凄く切なかったです…。エピローグで描かれた宏と“彼女”のやりとり。彼女に導かれて開けたドアの先には何が待っているのだろうか。
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よっち2018/10/2540大学三年生になった自分の前に突然現れた、高校生のときに交通事故で死んだはずの片思いの少女・皇カノン。やり残したことがあるという彼女とともに過ごす数日の同棲生活を描く青春小説。ようやく死を受け入れたばかりのタイミングで現れた片思いだった彼女と再会し、共に過ごすうちに変わってゆく心境。藤二とカノンの二人に宏が加わって、三人で一緒に過ごすようになった高校時代、少しずつ変わっていったその関係。甘酸っぱくほろ苦い彼らの繊細な三角関係が巧みな構図で描かれていて、彼女の想いが未来へと繋げてゆくほんのり切ない物語でした。
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茉莉花2021/02/1638高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトが、目の前に現れた。俺がずっと片思いしていた彼女。「やり残したことがあるの。それに付き合ってほしい」 また消えてしまう彼女と、たった数日の同棲生活がはじまります…。
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さばかん2019/01/0132面白かった。 またしてやられた。 神谷宏くん…………不憫な子………。
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