時空のクロス・ロ-ド 2 サマ-キャンプは突然に
発売日 :
2001/03/25
17歳の夏。少女は、異世界<パラレル・ワールド>を駆け抜けた―
「あんたって、自分の運が悪いくせに、自分より不幸な人を見ると一生懸命になっちゃうのよねえ…」。親友も嘆くほど、運に見放された少女・朝霧夏実。ある日、そんな彼女の前に謎の爺さんが現れる。
「わしは、お前さんの不運を幸運に変える事ができる。どうする?やってみるかね」。爺さんから渡された不思議な装置。そのスイッチを押した夏実が辿りついたのは崩壊した東京だった。「こんなめちゃくちゃな世界で…一体どこが幸運だっていうのよ!」。当惑する夏実。だがそこで、彼女は忘れられない夏を体験する事になる―。
「わしは、お前さんの不運を幸運に変える事ができる。どうする?やってみるかね」。爺さんから渡された不思議な装置。そのスイッチを押した夏実が辿りついたのは崩壊した東京だった。「こんなめちゃくちゃな世界で…一体どこが幸運だっていうのよ!」。当惑する夏実。だがそこで、彼女は忘れられない夏を体験する事になる―。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784840217590
シリーズ作品
一覧で見る
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
-
Humbaba2016/05/274いざとなったら脱出できる。その保証があるからこそ、出来るところまではやろうとする。やらなかったとしても誰も自分を責めることはないだろうが、ほかならぬ自分が自分の決断を肯定できない。そうやって後悔を抱えて生きていくよりは、たとえ苦しくても飛び込んでいく方がすっきりと生きられる。
-
ろびん2020/06/012ネタバレあり最後のタイミングが、どうにもずるいなぁ。
-
ゲシャン2013/11/092再読。人一倍運が悪いけれど、別世界では幸運の女神であり"情けは人のためならず"を実践する杖術使いの女の子が主人公。前巻同様荒廃した世界で不幸なこともあるけど主人公の明るさのお陰で暗くならずに読み進めることができた。幸運の女神の微笑みは自分に向けられるものではなく、困っているものとかに幸運を分け与えられるもの。っていうのがいいな。
-
ほしかげ@漫画以外2012/10/202好感度:★★★☆☆ 「人間が何かをやる時に、それを決めるのは保証の有無ではなく、その目的に賭けるだけの価値があるかどうかだと思います」
-
Humbaba2010/08/132本来の世界では不幸がつづいていた.しかし,別の世界では幸運の女神となれる.しかし,そこ行ってわかったことは,幸運の女神とは自分が幸せになれるわけではないということであった.幸運の女神として,周囲に幸運を振りまくように自分にできることをやる.
powered by
レビューをもっと見る