深海カフェ海底二万哩 4
発売日 :
2018/12/22
池袋サンシャイン水族館で、深海生物たちの物語へダイブしよう!
高校生の来栖倫太郎が、誰にも内緒でこっそり通うようになった店「海底二万哩」。それは池袋サンシャイン水族館の中にあり、そこからは他の水族館や海に関する施設と繋がっている謎のカフェだ。魅力はあるが謎の多い店主・深海(ふかみ)は、店を訪れた客の「心の海」に潜り、失われた宝物を拾い上げるのが本当の仕事だという。倫太郎は卒業後の将来に悩んでいたが、水族館の中で遭遇したダイオウグソクムシ、センジュエビ、ユメナマコたちとのそれぞれのエピソードを経て、海洋生物にかかわる仕事を改めて意識する。迷える現代人に贈る、再生と癒やしの連作短編集、第4弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 572円(本体520円+税)
- ISBN: 9784041076453
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みんなのレビュー
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しんごろ2021/05/23167シータは何をやらかすんだ。素直じゃないというか、めんどくさい奴だ。シータのせいで、リンちゃんが自分の心の宝物を取りに行くはめになるとはね。結果的に、リンちゃんは思い出と向き合い自分を見つけたのだから良かったんだろうな。このシリーズ、友愛、再生というテーマに沿って、コミカルにした物語だった。スラスラ読めて息抜きにちょうど良い面白さ。ただ今作は、学校のシーンで登場する喜瀬春香が“黄瀬”になってたのが気になって、やや興ざめ。未読のシリーズのキャラが登場したので、それは読んでみたい。
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雅2019/02/2636大切が故に蓋をしてしまった思い出と向き合う。暖かい作品でした
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坂城 弥生2020/10/2635重い記憶かもしれない、って前置きの割りには普通の思い出の話だった。 ブレイクタイムに出てきたポン助は写真館に登場する子だよね!
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ダージリン2019/01/0135今回は丸々1冊、リンちゃんの心の宝探しでした。大空兄ちゃんの思い出に向き合えて、一歩前進ですね。そんな中、クラスメートの女子黄瀬さんのバイタリティーが眩しかったです(笑)。ブレイクタイムのポン助くんもうれしい。
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はな2019/06/0729図書館の本。久しぶりに読んだから内容が忘れてしまって、、、。主人公の忘れた思い出に向き合う話で、ちゃんと取り戻せて良かった。
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