境界線上のホライゾン 11 下

発売日 : 2018/12/07
「――全ての感情を従えて、俺と一緒に笑ってくれ、ホライゾン」
全裸の増えたヴェストファーレン会議にて末世解決の方法を示し、各国の賛同を得た武蔵勢。
 しかし、その動きを唯一望まぬ存在が会議場を襲撃する。そうそれは「運命」。サダメと読むのもいいけどフォーチュンと読むのもいいね!
 さあ彼女を失わせまいとするトーリ達は運命の希薄化が臨界点を迎える聖譜歴1648年最後の満月の夜、武蔵、大和を主力とした連合艦隊による、最終決戦に臨む!
 決戦しゅきい…、しゅきなのぉ!
 運命を守護するのは、メイドイン“幸運”な自身たちの分身! え? “幸運”なアデーレって、どのあたりが? ともあれ世界の滅亡を阻止することが出来るのか――!?
 不可能男、トーリと感情を失った自動人形、ホライゾンの出会いから始まった末世を巡る物語も遂に完結!! あいつもこいつも両腕も勢揃いのオールキャストで贈る感動の最終話!
「それでは授業を始めまアアアアす!」
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 1309円(本体1190円+税)
  • ISBN: 9784049122107

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みんなのレビュー

  • ポタオ
    2018/12/25
    僕の中の一つの読書の歴史が終わった感じがありますね。この作品は僕の中でも結構特別な思いがありました。僕の好きな要素がこれでもかと詰め込まれていて、この作品に出会ったときは衝撃が走ったものです。ライトノベルを買うのはもうこの作品で終わろうと思っていて、自分の中で区切りがついたなと。最終巻の内容については、最高としか言えません。読み続けて本当に良かったです。川上稔氏には感謝と労いの言葉をかけたいです。みなさんにはオススメはできないですが、読むなら最後まで読んだ方がいいですよ!
  • まるぼろ
    2018/12/14
    さていよいよ本編完結、運命の自殺を止めるべく総出で第二の月へ向かってそれから…と言うお話です。前半部分は最近のいつもの境ホラと言う感じで色々な面で楽しかったです…w そして第二の月に向かいだしてからの「幸運」の全能感溢れる其々の相手に対して、「不運」ながらも負けたり挫折したりして、それでも立って前へ向いて強くなっていった今までの其々の部分を見られた様な気がして、最後の運命との会話部分も含めてとても武蔵らしい末世解決だったと思いました。→
  • 金目
    2019/01/03
    シリーズ完結。この密度でこの分量をやり切ってなおまだまだ広げる余地があるとか、凄まじい話。正しく失わせないし、続いていく物語でした。世界の崩壊が迫ったり、かつて崩壊する未来があったり、基本骨子はいつもの川上稔作品ですが、読後感が群を抜いて爽やか。腹を決めて始めたっていうのは本当にそうなんでしょう。途中読み続けることがしんどかったり、面倒くさくなって読み飛ばしたり、伏線が長すぎてダレたりしたこともあったけど、ここまで着いてきて本当に良かったです
  • 緋莢
    2022/12/08
    ネタバレあり
    「やったあ――!運命の借体ですー!織田・信長のアバターで参上してます――!」ヴェストファーレン会議終了後、ついに迎えた最終決戦…が、「まさか、中間試験をおろそかにする馬鹿はおらんよなあ!?」という教皇に、正純が「国内を纏めるため、スケジュールを後送りにする馬鹿もいませんよね?聖下」と笑顔で返し、学業もしっかりあったり。 ギリギリどころか、完全アウトな挿絵もあったり(続く
  • にぃと
    2024/05/06
    再読。大きなところは前巻のヴェストファーレン会議で決着したからか、ボーナストラック、またはトゥルールートでしか入れないボス戦みたいな盛り上がりと、懐かしのキャラからその実力を発揮してなかったキャラ、まさかの再登場とすべての陣営が参戦しての大戦争でお祭り感ある盛り上がり。笑いあり、熱い魂のぶつかり合いあり、彼らの生き様に涙がでたり、でも最後は笑って終われる。そりゃあこの巻もここまでのすべても大ボリュームだったけど、それに見合うだけの感動と満足感をもらったし、それは初読の時も今も変わらなかった。