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よっち2019/01/2134痛みを伴う策でリンカーフォルを押さえたジノたち。フェザーミルの進軍を叩き潰すべく、偽大公・ワーテイスは要塞兵器『浮遊城』を起動。雌雄を賭けて対決する第二弾。新領地を加え増兵へ着々と手を打ちつつ、ワーテイスとの直接対決に向けて鍵を握るシルバーキープへ目を向けるジノ。相手の心理も読み切って着実に手を打っていくものの、要所で辺境姫・ヘネシーの存在が効いていて、でも内乱から戴冠までの展開はわりとあっさりめでしたかね。お互い惹かれながら緊張感も失わない二人の関係もいいけど魅力的なキャラも多いので続巻で活躍を期待。
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まりも2019/01/2231リンカフォールを押さえたジノ達が、ワーテイスとの決着をつけるシリーズ第2弾。正直言わせてもらおう。1巻と比べるとあまり面白くなかった。ワーテイスがあっさりとやられたのはそういう役どころだからまだ納得がいく。ただ戦争から戴冠までが駆け足に過ぎて、戦記モノの醍醐味である大軍と大軍がぶつかり、知略と武力が駆け巡るあの迫力を全く楽しめることが出来なかったのは誠に残念。ジノとヘネシー。2人の活躍とラブロマンスは申し分無いのだが、なんというか今回は全体的に描写が淡白過ぎた。次巻で持ち直して欲しい。
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むっきゅー2019/01/2528内戦を制し、公国を統合するまでを描いた第2巻。簒奪者である愚兄・ワーテイスを倒すため、辺境姫ヘネシーの下に諸侯を糾合すべく軍師ジノの戦略が冴えわたる。一方、ジノの戦法を単騎で突破するヴァンパイア大将軍カルウラの恐るべき戦闘力、しかしさらに上をいくヘネシーの強大な力が明かになり、大公にふさわしい器を見せつけたのは大きい。最短で内戦を終結させたことで国力は温存されたが、内戦をしかけたのがジノとの因縁も深い天才軍師であることが判明。二人の天才軍師による知謀を尽くした戦いが見られるのか、次巻への期待大です。
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アウル2019/01/2420ネタバレあり大きな代償をもとにリンカォールを押さえたジノ達。その一方で偽大公ワーテイスはその進軍を叩き潰すべく浮遊城を起動し打って出ようとするのであった。まあ、内々の戦いだから長く続けても仕方がないから個人的にはこれくらいあっさりと締めくくってもええかなと思ったり。やはりヴァンパイアの能力が凄まじいな、策を潰す勢いとは。影で操っていた黒幕の正体も分かり、更なる危機が訪れようとしているがどうなるのか次巻を待とう。
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S.T.2019/01/2020ネタバレありんー…ちょっと気になったんだけど、戦争描写が下手?主人公が普段自信満々なのは別にいいんだけど、そのノリで戦場まで描かれると一気に(悪い意味の)なろう臭がしてくる(チート無双系の)。戦記には重要な脇キャラが沢山出てきたのに、彼ら彼女らの戦場の活躍を上手く描写出来てない。この作者戦記書くの初めてじゃないんだよね?って調べてみたら『天翔虎の軍師』は6巻完なのか…(苦笑)。ヘネシー関連は良かった。戦記のヒロインは可愛いだけじゃ物足りないし。2巻で内乱終結&戴冠式にしたのも間違いじゃないので、3巻で色々改善を期待。
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