聖語の皇弟と魔剣の騎士姫~蒼雪のクロニクル~ 1

発売日 : 2018/12/25
問題児×優等生 二人の最強が運命に出逢い、歴史の歯車は逆転を始める――
〈聖語〉と呼ばれる言語体系が魔法の如く物理世界を書き換える時代――。
史上最強の〈聖語騎士〉を姉に持つ少年・蒼生=カレン=ブラッドフォードは、規格外の言語能力を持ちながらも、ある理由で試験で手を抜いて平均点を取り、目立たぬように〈シルヴィウス学院〉での日々を送っていた。
平凡な同級生には疎まれたりはするものの、学年首席の少女・氷乃華雪音は幼馴染みとして蒼生に寄り添い、留学生の少女・カロリーナは一途に蒼生に想いを寄せ、学院生活は穏やかに営まれていた。
だが、ある事件をきっかけに蒼生と雪音に極秘任務が下り……? 
天才的問題児×完全無欠の優等生。大スケール魔法学園ファンタジー、開幕!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 660円(本体600円+税)
  • ISBN: 9784040653860

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みんなのレビュー

  • よっち
    2018/12/22
    「聖語」と呼ばれる言語体系が魔法の如く物理世界を書き換える時代。史上最強の聖語騎士たった姉の教えを受けた少年・カレンとその幼馴染・雪音に、とある事件の真相を探るよう極秘任務が下される魔法学園ファンタジー。複雑な立ち位置ゆえに目立たたぬよう過ごすカレンと、彼に寄り添う学年首席の雪音、そして彼を慕う留学生・カロリーナ。そんな三角関係が軸かと思った矢先の急展開、疑心暗鬼にもなりかねない状況の中で、ギリギリの戦いを切り抜けた先にあった結末がまた業が深そうで、どういう物語になってゆくのか今後に期待の新シリーズです。
  • まるぼろ
    2019/01/10
    二百年前の「第二のバベル」と言う事件が起きて以降、「聖語」と呼ばれる言語体系によって言葉が魔法の様に使われている世界で、蒼生と雪音、それにカロリーナはある試験に臨んでいたが…と言うお話です。思った以上に重たい…と言うか血生臭いお話で多少面食らいましたが、面白かったです。言葉の使い方の設定も色々と凝っていて良かったかと。今巻での学園上層部の企みや疾走したと思われていたシルヴィが…だったりと、隠されている事がまだ多そうですが、次巻どういった具合に話が進んで行くのか楽しみです。
  • まっさん
    2019/02/05
    ネタバレあり
    ★★★★★ 個人的に今年読んだ作品の中では圧倒的に1番面白かった(まだ2月だけど)。少し中二病的要素が強いのと用語の解説が難しい(魔法科高校の劣等生に近い感じかな?)ところを我慢出来ればすごく楽しめると思う。重厚な世界観に散りばめられた伏線、驚く展開の連続と思わず読み耽ってしまった。ただキャラクターの掘り下げが余りにも少なすぎる気がする。ライトノベルという物はある意味ヒロインありきなところもあると思うけどそのヒロインがいないに等しい(黒髪の幼なじみはテンプレキャラで地味、金髪キャラは物語中盤でフェードア→
  • りんりん
    2019/01/31
    ネタバレあり
    粗筋で購入。〈聖語〉と呼ばれる言語を操ることで、魔法の様な効果を引き出す。しかし、聖語を操れるものは少数。その中でも天才と呼ばれた主人公の姉。彼女は自分が指揮する部隊を全滅させ姿を消した。彼女の無実を願いながらも行動を起こせないでいた主人公は、実技試験での事件をきっかけに……。話の展開が早く、謎が謎をよんで次作が楽しみ。
  • 真白優樹
    2018/12/26
    英語話者が消失、化学が衰退した未来の世界で、魔法の如き言語体系を使いこなす少年が幼馴染と共に、とある事件へ挑む物語。―――二人だから、繋げるからこそ届けられる言霊がある。 平穏な日常は唐突に容赦なく奪い去られ、五里霧中な中で挑んだ事件の真実は、救える筈の命を救えぬ無念に終わる。まるで足元が急になくなるかのような急展開。そして言葉という可能性へ真っ向から挑んでいく、胸躍る言霊。とても丁寧に作られた、見事という他ない物語であり、言葉のように無限の可能性を秘めた面白さ光る物語である。 次巻も須らく期待である。