ただいま、ふたりの宝石箱
発売日 :
2019/01/24
ホイールを回そう。もう一度、私が輝くために。心を潤す、癒しと恋の物語。
仮面をかぶったまま仕事をこなし、<期待の逸材(ホープダイヤ)>と呼ばれていた涼子。
ある日ぷつんと切れてしまった糸に気づき退職してから、譲り受けた古民家で日がな趣味のアクセサリーづくりをして暮らしていた。
そんな家に店子として住むことになったのは、宝飾職人の「希美」さん。
趣味も合うと楽しみにしていた涼子だったが、やってきたのは優しげな雰囲気のきれいな顔をした男性で――?
心を潤す、あたたかな再生の物語。
ある日ぷつんと切れてしまった糸に気づき退職してから、譲り受けた古民家で日がな趣味のアクセサリーづくりをして暮らしていた。
そんな家に店子として住むことになったのは、宝飾職人の「希美」さん。
趣味も合うと楽しみにしていた涼子だったが、やってきたのは優しげな雰囲気のきれいな顔をした男性で――?
心を潤す、あたたかな再生の物語。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784041074251
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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じょんじょん2019/11/1357きらきらな恋愛小説ですねえ。ハードワークウーマンだった涼子がある事件がきっかけで仕事をやめて、相続した西新宿の一軒家暮らし。収入の足しにと店子に紹介された人は、女性と思い込んでいたら男性希実さんでした。アクセサリー制作好きな涼子とジュエリー作家の希実さんがジワジワと近くなっていく様子は、あまりに臆病すぎてハードワークウーマンだったとは思えません。その臆病さは涼子の生い立ちゆえの壁。想いを寄せていた叔父、母との確執、テレビドラマを見ているようでした。ラストへの急展開は急すぎですが、恋愛ストーリー楽しめました
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佐島楓2019/01/2956こんなに人間関係がすらっと解決できるといいな。夢を見せてくれる作品。恋愛部分はドキドキしました。
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よっち2019/02/1342仮面を被った仕事ぶりに限界が来て退職し、譲り受けた古民家で趣味のアクセサリーづくりをして暮らす涼子。そんな家に店子として宝飾職人「希美」さん住むことになるあたたかな再生の物語。趣味も合い配慮が行き届いていて、欲しい時に欲しい言葉をくれる希美に惹かれていく涼子。一方で未だに引きずる複雑な過去の想いや、容易に解けない呪いから素直に心を開けない状況にもどかしくもなりましたが、そんな彼女を尊重しつつ粘り強く向き合って、様々な過去のわだかまりを解きほぐすのを手伝ってくれた彼に出会えてほんとに良かったなと思えました。
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ピース2019/03/3041思ってた以上に良かったです。強く隙のない女性を演じているけれど、実は誰よりも傷付いていて繊細なこころを持っている主人公の涼子。頑なな涼子のこころが徐々に同居人である希美と近づきそうで近づかない…その行ったり来たりに、やきもきしたりドキッとさせられたり…。涼子が抱える傷が深く暗いものであっても温かく受け止め守ってくれる希美。私にも希美さんが欲しいな…久々に恋愛が恋しい気持ちになりました♡
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坂城 弥生2021/09/1340思いのほか重い過去に囚われていて、でも宝石や万華鏡が綺麗だった。
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