諸説あります。 五条雪彦の新説な美術史

発売日 : 2019/01/15
誰もが振り返る美貌を持ちながら、ニコリとも笑わない男――美術史准教授・五条雪彦。彼の助手となった心理学専攻の雨音は、畑違いの分野に苦戦中だ。しかも、頼れる彼のもとには絵画以外の謎も持ち込まれて――?
誰もが振り返る美貌を持ちながら、ニコリとも笑わない男――美術史准教授・五条雪彦。彼の助手となった心理学専攻の雨音は、畑違いの分野に苦戦中だ。しかも、頼れる彼のもとには絵画以外の謎も持ち込まれて――?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784040729886

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みんなのレビュー

  • あゆみ
    2019/02/06
    ★★★☆☆ 美術に関して無知なので、有名な絵画の謎や歴史的背景が知れたり、雨音の専門である行動分析学からの指摘から雪彦が新たに見出した解釈が語られたりと興味深い。雨音のキャラが好きになれず、彼女の視点で語られているのを読んでいるとイライラしてしまうのが残念。
  • はるき
    2019/01/16
     世界的名画に潜む(かもしれない)謎を解く。ラノベレーベルらしい軽さもラブも含みつつ、結構冒険した構成が好印象でした。著者の次回作も読みたいな(^^)/
  • るぴん
    2023/06/29
    初読み作家さん。ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」の解釈が面白かった。でも物語のストーリーはあまり好きになれず。いくら正義感が強いからって確かめもせず、知りもしない人の悪評をネットで拡散させるかなぁ?相手が芸能人とかならありえるかもしれないけど…。ちょっと納得のいかない点がいくつかあって、すっきりしなかった。
  • はづき
    2020/09/05
    ネタバレあり
    西洋美術の名画(最後の晩餐や民衆を導く自由の女神など)の謎を解き明かしていく。しかも、登場人物の日常の事件とリンクさせて。これは頭が良い人じゃないと書けない作品だと思った。最後の参考文献も普通の小説にしたら尋常じゃないぐらいの量で、この作品にかけた時間は凄い時間だと思った。ちゃんと名画の説明もあり、勉強できる。日常とリンクさせてどちらも解決させるのが凄かった!所々ちょいキュンポイントがあってそれも良かったです(笑) 読んだ後に西洋名画をもっと知りたくなる、考えたくなる作品です。
  • 本夜見
    2019/06/15
    ネタバレあり
    有名な絵画の違和感や不自然な点を、五条准教授と幼馴染で行動分析学を研究している雨音が新しい視点から解き明かし、新解釈を展開してゆく。二人が解くのは美術の謎だけでなく、身の回りに起こる出来事にも及ぶ。いいコンビなんだが……雨音がちょっと卑屈っぽいのに、幼馴染を鼻にかけてる感があって。恋愛沙汰抜きで読みたいよ~な?絵画の新解釈は凄く興味深かったし、面白かった。