わたしの幸せな結婚
発売日 :
2019/01/15
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。
数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。
初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。
これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。
数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。
初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。
これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040730196
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みんなのレビュー
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海猫2020/12/17529美世は名家に生まれたものの、虐げられて育ってしまう。そんな彼女が冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞のもとへ嫁入りを命じられる。まず形だけの結婚が先にあって本当の愛が生まれるといった話や雰囲気は、少女向けライトノベルの味わいが強い。清霞が一見冷たいようで実は不器用な人で、彼の愛情に美世が心開いていく心理も良く描けている。前半は展開上、重いが後半で事態が一気に好転していく様は爽快。定番の展開だが、期待通りに盛り上がった。異能設定は最初必要か?と思ったがこれも後半派手に見せ場がある。気になる引きがあるし次巻も読む。
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サンゴ2022/11/13347周りの思惑による不遇な生活からの救出
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美紀ちゃん2021/03/21305時代は、明治・大正。 ファンタジーな世界のラブストーリー。はいからさんが通るみたいな感じ? 美世さまは、自己肯定感がとても低い。 シンデレラの家族みたいな義理の母や義理の妹の心が醜い。というか狂っているのでは?まともじゃない。 美世の実の母親(小さい頃に亡くなる)の持つ力とは? そして美世にも特別な能力があるのか? これからの展開がとても気になる。 強い強い王子様のような婚約者の清霞さま。これからの活躍も楽しみ。 続きを読みたい。
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オセロ2023/07/12271Kindle Unlimitedにて。 異能が重要視される家系に生まれるも異能を使うことが出来ず。複雑な家庭に生まれた所為で家族からは疎まれる美世が縁談に出された久堂清霞と出会ったことで運命変わっていく和風ファンタジー。 悪意に晒されて人間不信に陥った美世が清霞の優しさに触れ、初めて人の温かみを知った美世が少しずつ変わっていって、不器用ながらも精一杯の感謝を伝えようとする姿勢は尊い。そして清霞が美世を如何に大切に思っているかが伝わる怒涛のラストにはグッときました。
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寂しがり屋の狼さん2024/11/18269名家に生まれた美世は異能が無いため父親に見放され、継母と義母妹から虐げられて育った。嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞。大勢の婚約者候補たちが三日と待たずに逃げ出したという悪評の主だった。初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々の家事に励み、少しずつ清霞と心を通わせていく…(◕ᴗ◕✿)ドロドロした感じが少なく話のテンポも良いので、すらすらと読み進められました。
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