遺跡発掘師は笑わない 縄文のニケ
発売日 :
2019/01/24
今度の舞台は信州、諏訪! 天才発掘師・無量の活躍を描くシリーズ第9弾!
数多くの縄文遺跡がある長野県諏訪地方。若き天才発掘師・無量はその中の1つ、御座遺跡で発掘を行うことに。だがそこで、過去に祖父が起こした遺物捏造事件の関係者・理恵と再会してしまう。さらに、不気味な文様のついた土器片を発見するが、その文様を見た理恵は“呪いのカエルだ”と激しく動揺し……!?
一方、縄文フェスティバルの準備を手伝っていた萌絵は諏訪大社で、古代神を祀る新興宗教の一団と遭遇し、不穏なものを感じていた。その新興宗教には無量の幼なじみ・忍の、鳳雛学院時代の同級生も関わっているらしく──。
今度の舞台は信州、諏訪! 文庫書き下ろし、遺跡発掘ミステリ第9弾!
一方、縄文フェスティバルの準備を手伝っていた萌絵は諏訪大社で、古代神を祀る新興宗教の一団と遭遇し、不穏なものを感じていた。その新興宗教には無量の幼なじみ・忍の、鳳雛学院時代の同級生も関わっているらしく──。
今度の舞台は信州、諏訪! 文庫書き下ろし、遺跡発掘ミステリ第9弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041072219
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みんなのレビュー
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Bugsy Malone2025/05/0349シリーズ第9作。今回の舞台は長野県諏訪の縄文遺跡。諏訪大社を参詣する怪しげな新興宗教、無量が発掘した神像筒型土器を巡る攻防。先日、国立科学博物館の「古代DNA展」へ行っていたので、そこの展示と被る部分も沢山ありとっても興味深く読めました。
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しゅてふぁん2020/09/2943今回の舞台は長野県の諏訪。縄文遺跡での発掘と縄文フェス、諏訪大社、新興宗教と色々絡んできてややこしいことに。「大体、呪いとか言い出すパターンは、向こうも説明すんのが面倒くさいことが絡んでるときなんすよ」という無量の言葉に「君、今までどんなヤバイとこで発掘してきたの」と返す現場の責任者。まったくその通り!いつも命がけですよね!!と心の中で突っ込んでしまった。いつの間にやらJKがレギュラーメンバーになってしまった。無量と忍の信頼関係が崩壊するのも近い⁈
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青蓮2019/02/1139西原無量のレリックファイルシリーズ第9段‼久し振りに読みました。今回は縄文土器と諏訪一族の末裔が絡むミステリーでした。割りと光を感じる終わりかただったのでは?何かと障害が多いが、萌絵ちゃんめげずに頑張るんだ(笑)
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よっち2019/02/1936長野県諏訪地方の御座遺跡で発掘を行うことになった若き天才発掘師・無量が、遺物捏造事件の関係者で初恋の相手だった理恵と再会する第九弾。今回は諏訪大社近辺の縄文文化事情に新興宗教や忍の旧友、三十年前の小学生連続失踪事件など複雑な要素が絡み合う展開でしたけど、過去の捏造事件は無量やその家族だけでなく様々な人たちの人生を歪めてしまっていたんですね…。新興宗教の後継者争いに巻き込まれてゆく無量でしたけど、頑張ろうとして毎度空回りする萌絵が相変わらずで微笑ましかったですが、そのライバル・忍の立ち位置は今後が心配です。
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みやしん2019/06/1132ネタバレありヒロインが霊媒とカンフーを発揮するも主役がまんまヒロイン的扱いで、本巻のみの位置付けなら主役の初恋の女性(子供が複数いる中年さん)がそのポジション。新興宗教の跡目争いや武田の隠し財宝とかなかなか盛り沢山な内容。縄文人はその時代を精一杯生きただけで、現代人が勝手に羨むのはおこがましいのである。
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