鉛の太陽錫の沈黙
発売日 :
2019/01/01
大国の第一王子×鳥籠の寵童+銀髪の騎士がおりなす恋愛叙事詩!
戦場でまみえた寵童・アムジャッドと敵国の騎士・バルタザール。二度と会うことはないと思われたが、バルタザールの亡命により再会する。王宮の籠の鳥として生きる運命を倦むアムジャッドは、バルタザールに惹かれるが、幼い頃から傍にいる王太子・カムシーンから一途な愛を告げられ自身の想いに気付く。そんな中、バルタザールが王宮に火を放ち…!?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 1540円(本体1400円+税)
- ISBN: 9784041078037
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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もきゅ子2019/02/2112ネタバレありあ〜。そっちか〜。王様と引っ付くのね…。騎士の方がキャラ濃くて好きだったのでちょっぴり残念。しかし受けにとっては王様の方が平和に暮らせるよね。元から少ないのにどんどん色んなモノを失って行く騎士が切なかった。最後、帰る場所として受けのいる港町を選んだんだよね?もっと彼が何かを得る物語が読みたかった…シンディと気安い友人くらいにはなって欲しさあるけど、放火の件があるしな…
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nono2021/02/118ネタバレありBL。web発の初読み作家様。絶対君主である王に見初められ幼い時から囲われていたアムジャッドは、敵国の騎士バルタザールに心惹かれるものの第一王子カムシーンからの気持ちも無下には出来ず⁉ 幼い時から囚われの身のアムジャッドの逃げ出したい気持ち、そんなアムジャッドに惹かれる気持ちを持て余すカムシーンの純情、そして疎まれた出生から根無し草のようなバルタザールの虚無。運命に翻弄された三人の織り成す物語は不幸の影は拭えないものの、己の生きる道を模索する彼等の辿る生き様に魅せられ物語を堪能です。
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ユキモリ2019/03/295ネタバレあり居場所を求める受が思い切った行動をせず安定した生活を選んだ話にしか思えずモヤモヤが残る。王様の寵童だったので恋愛感情に疎いと言われても肝心のそこが読みたいので肩透かし。受にとって敵国の騎士は籠の鳥から自由にしてくれるという都合のいい存在だし、王様から受を下げ渡された王太子はただ甘やかして受を囲い込む。結局デロデロに愛されて重要な仕事も任されれば気持ちが揺れた相手をすっぱりと切れる受がドライで好きではない。三人の中で騎士だけが魅力的だったのに境遇があまりにもあれなので救済編があればいいのに。
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ちょこ2019/01/181【紙】Webで人気だったようですがごめんなさい。私には合いませんでした。アムジャッドとバルタザールの2人がなんだか境遇もあるんだけど、それは分かるんだけど卑下し過ぎて好きになれなかった。カムシーンの方もキャラ的に好感が持てずで全キャラ好感が持てないので読むのに苦労しました。お値段が高いだけに厳しい評価になっちゃうんですが。最初からぼんやりした感じというかメリハリがないというか。キャラに魅力を感じるのであればストーリーとしては楽しめるんじゃないでしょうか。好みの問題だと思います。ごめんなさい。
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みみ0ネタバレありWEBにある1作目「国境を遠く離れて」の後に描かれた内容です。 時系列的には1作目より前の別カプのお話になるのですが、アムの過去や葛藤がよく描かれていてすごく世界観が広がりました。 完全なハッピーエンド、というわけではないのですが、この二人の後々の話が描かれているので、ぜひ1作目を読んでほしいな。印象が全く変わると思います。
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