モンスターと食卓を
発売日 :
2019/09/21
美しすぎるモンスターが日常を変える。『最後の晩ごはん』の椹野道流最新作
神戸の医大に法医学者として務める杉石有(すぎいし なお)には、
消えない心の傷がある。
ある日、物騒な事件の遺体が運び込まれる。
その担当刑事は、有の過去を知る人物だった。
落ち込む有に、かつての恩師から連絡が。
彼女は有に託したいものがあるという。
その「もの」とは、謎めいた美青年のシリカ。
無邪気だが時に残酷な彼に、
振り回される有だけど……。
法医学者と不思議な美青年の、事件と謎に満ちた共同生活、開始!!
消えない心の傷がある。
ある日、物騒な事件の遺体が運び込まれる。
その担当刑事は、有の過去を知る人物だった。
落ち込む有に、かつての恩師から連絡が。
彼女は有に託したいものがあるという。
その「もの」とは、謎めいた美青年のシリカ。
無邪気だが時に残酷な彼に、
振り回される有だけど……。
法医学者と不思議な美青年の、事件と謎に満ちた共同生活、開始!!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041073216
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2019/10/0181法医学教室の日常描写や、そこで働く杉石のどんよりした雰囲気等々が読み応えがある。天河陶子やシリカが登場してからのめまぐるしい展開もすばらしい。シリカの朝のトーストにバターを塗った上に何を載っけるのかを考えることが「朝、いちばん最初の楽しいことだよ」という言葉にグッときて泣いてしまった。美しく無防備なシリカは凶器として育てられたのだろうか。死と生と食の意味を考えさせられる作品だった、次回も楽しみだ。
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はつばあば2020/10/0162しばらく妖モノが多かったから、自己判断で研修医の時に亡くなった方がお世話になった陶子さんをとおして幽霊になって有の傍に来たのかな・・なんて(^^;。。本も読み過ぎると想像がたくましくなって困ってしまいます(#^^#)。この本続きがあったんですね?そうでなきゃモンスターとのその後が中途半端ですものね。このシリカさんてもしかしたら世界を股に掛ける暗0者?。二巻続けて購入しとけばよかった(^^;。この作者さん大好きなんですが・・長いのよねぇ。二巻目が見つからない
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Kurara2022/08/1257★4 なんか読んでた。。表紙見ても全然覚えてなかった💦【22.62】
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さくらさくら2019/12/1950読み終わっても謎が多い。シリカはいったい何者?しかし、面白くて一気に読み終わった。次巻が楽しみ。残念なのは表紙のシリカ?と有さん。シリカのイメージと個人的には違うように感じた。
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hirune2019/10/0745【Kindle】お気楽そうな題名と表紙なのに、ごっつい重たい話でした😅まだシリーズ一作目 登場人物たちのお披露目と抱えた事情やらの説明のみで、展開や解決は次巻以降…という感じです。しかしあの 自殺した大物歌手!有(なお)が若くて未熟なことを利用して騙して、若い医師の将来も希望も生きていく意思さえ奪って 死ぬまで抱えていかなくてはいけない罪悪感と絶望を与えたんだから、寧ろこの歌手が ある意味殺人者で有は被害者な気が私にはしました。でも そうは言っても いい大人で医師だからな。。(/ _ ; )
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