おとなりの晴明さん 第四集 陰陽師は月の女神と出逢う
発売日 :
2019/02/23
わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。
京の街が紅葉に彩られる秋。お隣に住む晴明さんは桃花に「秋は植物の実りに感謝し祝福する季節」と教えてくれる。
文化祭に紛れこむ子狸と晴明さん、祇園に住む伝説の猫又、蚕の精霊を癒す月の女神。神様やあやかしの世界と高校生活のはざまで奮闘する桃花が出会ったのは、室町時代の偉人・楠葉西忍。彼から晴明さんへの依頼を通して、桃花は秋の女神・龍田姫と、平安京の雅を作ったある帝を知る。
京都の今と昔をつなぐ、優しいあやかしファンタジー。
文化祭に紛れこむ子狸と晴明さん、祇園に住む伝説の猫又、蚕の精霊を癒す月の女神。神様やあやかしの世界と高校生活のはざまで奮闘する桃花が出会ったのは、室町時代の偉人・楠葉西忍。彼から晴明さんへの依頼を通して、桃花は秋の女神・龍田姫と、平安京の雅を作ったある帝を知る。
京都の今と昔をつなぐ、優しいあやかしファンタジー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784049123425
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みんなのレビュー
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佐島楓2019/03/0355楽しかった。桃花にとって晴明は過去の世界への扉であり大切な存在だということが伝わってきた。他の女性に焼き餅を焼くところまでいっていないところが何とも桃花らしい。
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カメ吉2019/02/2754シリーズ四作目。今回も色んな問題が持ち込まれたけど全体的にほのぼのとした流れでした。 毎回思うけど京都に纏わる歴史の勉強になりますね。もう年齢的に忘れてしまいそうですが…。 京都の作品を書く作家さんは皆さん凄く勉強されてるといつも感心させられます。 今回の作品の中では『お蚕さん』の話と『龍田姫』の話が良かった。 他シリーズのキャラも普通に話に絡んで、それも楽しい。
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よっち2019/02/2330京の街が紅葉に彩られる秋。お隣に住む晴明さんは桃花に「秋は植物の実りに感謝し祝福する季節」と教えてくれる第四弾。文化祭に紛れこむ子狸と晴明さん、祇園に住む伝説の猫又、蚕の精霊を癒す月の女神、晴明さんに化けた結界の石、秋の女神・龍田姫と平安京の雅を作ったある帝。晴明さんを慕う桃花が素直ないい子だなと毎回思うこの作品ですが、時子様愛がダダ漏れな篁卿や茜さん、今回はムスルも登場したりで、各話で登場するキャラたちがいい感じに効いていて、けれど桃花と晴明さんの不思議で素敵な関係がこれからどうなるのか気になりますね。
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まるぼろ2019/05/3026さて今巻は秋から初冬にかけてのお話。桃花の通う学校での文化祭でのお話や蚕と月の女神に纏わるお話、龍田姫と嵯峨菊に纏わるお話など合わせて五編からなるお話です。割と最初から自然体で晴明さんに接していた桃花が、ここに来てまた晴明さんを見る目がだいぶ変わって来ている様に感じられて、そこがまた良かったかなと思いました。ただ寂しいと言う表現が多かったのが気にかかりましたが。篁と時子様は相変わらず仲が良さそうで何より…w そんな桃花ですが、今後どういった道へ進んでいくのか、次巻以降も楽しみです。
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本夜見2019/10/2925ネタバレあり季節は秋。重陽の菊花茶。子狸の迷い込む文化祭。猫又のにゃん材不足(?!)ハロウィンの南瓜を手土産に月に帰る女神様。嵯峨菊を見下ろす屋根で眠る竜田姫。紅葉彩る京都の街。今回もあやかしさん、出張キャラ満載でした。しかし……巻を重ねる毎 サラリと読み飛ばしてしまうようになっている。あまり印象に残らない、感想が湧かない。何故だろう?
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