そして、その日まで君を愛する

発売日 : 2019/03/23
読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる 大きな愛の回想録
十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。しかし、彼はあるとき“心”だけが三十年後に飛ばされ、将来生まれるという自分の息子・ナツキの少年時代の心と入れ替わってしまう。
 途方に暮れる愁に、そっと寄り添う不思議な少女・雪見麻百合。彼女にはある秘密があって--。
「偶然じゃなくて、運命なのかもしれませんよ?」
 長い長い時を超えて紡がれる大きな愛の回想録。--物語は同時刊行の『あの日の君に恋をした、そして』に続く。

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みんなのレビュー

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
    2020/04/03
    82/100点 『あの日の君に恋をした、そして』の続編。前作が息子のナツキの視点で描かれた作品だったのが本作は父親の愁を描いた作品。こちらを読んで前作での出来事が「なるほどそういうことだったのか」と納得出来ることも多々ありました。ただ前作が連続殺人事件が話しの中に存在していたので緊張感がありそれが作品に良いメリハリを与えていましたが、この作品はそういう要素が無いので些か間延びした感は拭えませんね。でも2作通して十分楽しめる作品でした。
  • 佐島楓
    2019/04/06
    確定している過去は変えられない。そしてひとは過去をどんどん忘れてしまい、未来までには思いが至らない。大切なのはいま、そばにいて大事にしたいと思うひとだけなのだ。
  • ami*15
    2019/05/11
    未来の息子と心が入れ替わってしまった愁の物語。今の自分には想像し難い30年後の未来をナツキとして生きることになった愁。そこで出会った麻百合という少女は後に未来の妻となる聖菜と知り合うきっかけに発展する。対となる『あの日の君に〜』のようなサスペンス要素はなく、ただただ瑞々しい恋愛をひたすら描いたような印象でした。ナツキの母のことをはじめ、麻百合の家族のこと、時を超えた親子の入れ替わりの詳細など片方の作品では曖昧にしか描かれていなかった話題の細かい部分が色々と判明し、また新たな物語の楽しみ方が見出せました。
  • アズマ
    2019/05/25
    2冊とも読み終わるとそれぞれ色々なところが繋がって面白かったです。こっちはもう1冊ほどの波瀾万丈さはないけど幸せで優しい話でした。麻百合のところは驚きました。両方とも読み返したくなります。
  • よっち
    2019/03/24
    十二歳の夏を過ごす少年・嵯峨愁。しかし彼はあるとき心だけが三十年後に飛ばされ、将来生まれる自分の息子・ナツキの少年時代の心と入れ替わってしまうもうひとつの物語。開き直ってナツキとして積極的に過ごす愁と、そっと寄り添う不思議な少女・雪見麻百合。運命の出会いから明らかになってゆくもうひとつの物語。愁はナツキとだいぶ違うタイプのキャラで、ナツキ側エピソードとも関連性を持たせつつ、2つの物語に深く関わる秘められた過去の精算と、時を超えて果たした運命の出会いがひとつの結末に繋がってゆく展開はなかなか良かったですね。