文豪ストレイドッグスBEAST

発売日 : 2019/04/01
芥川が武装探偵社、敦がポートマフィアに!? パラレル版“文豪”が登場!
もし“ポートマフィアの禍狗”芥川龍之介が武装探偵社に入社していたら? 
もし“月下獣”を宿す中島敦がポートマフィアに所属していたら? 
妹を奪われ、怒りと破壊の衝動に身を任せる芥川と、『ポートマフィアの白い死神』として、敵対する者を屠り続ける敦。
ふたりの出会いが導く運命とは……!? それは“白”と“黒”が辿ったもうひとつの物語。
2018年公開の劇場版入場特典の小冊子に加筆修正した完全版が登場!

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みんなのレビュー

  • 青蓮
    2019/04/03
    ネタバレあり
    本作を読んで色々とショック受けたと言う感想をちらほらと見ていたので、不安を感じながら読みましたが、最後まで楽しんで読むことが出来ました。芥川の扱いに手古摺る国木田君と谷崎君が笑えました。賢治君と芥川が仲良くなってるのが意外だったけど微笑ましい。でも此処で書かれた「世界」のことを思うと物凄い切ない。太宰さんはそうまでして織田作の願いを叶えてあげたかったんだなぁと。森さんの最後の台詞も切なく、突き刺さる。芥川に対して「お前は悪ではない。まだ何者でもないだけだ」と国木田君が言った言葉が最高に優しいと思いました。
  • neimu
    2019/05/10
    ネタバレあり
    連休明け読書。文豪ストレイドッグスのパラレルワールドの設定、映画公開の際に配布された特別本を書き足して完全版になったもの、最初の版がどんなものか知りたい。とにかくTVアニメの冒頭部分で太宰が墜ちていく場面が思わず浮かんだ。白の側なのに真っ黒に見える芥川、白い虎なのに真っ黒に生きている敦、いつも変わらぬ探偵社の面々、そして太宰。全ては本来有るべきだった織田作を守るため。本編の物語は「本」を巡って混乱を極めているが、この本のラストは読者が期待していなかったほど平穏。本篇とのギャップ萌えを促進しているかの如く。
  • 佐島楓
    2023/04/21
    ネタバレあり
    「もしポートマフィアの芥川と武装探偵社の敦の立場が入れ替わっていたら?」という設定のパラレルな物語。彼らはなぜ激しく対抗心を燃やしいがみ合っているんだろうな(太宰の存在もあるのでしょうが)と思っていましたが、同族嫌悪的な感情もあったのかなとこの巻で初めて気づけました。二人のファンが狂喜する設定ではあるでしょうね。そして太宰さんは著者の視点でものを視ている唯一の存在なのかな。底知れぬ怖さがあるんだけれど、またそれが良かったり。
  • 虚と紅羽
    2019/04/08
    ネタバレあり
    え、ちょ、どういうことですかぁぁっ!!? 本誌世界の影、並行時空、「本」の中にある可能性の世界。うーん難しい。本に書き込むって行為は書き込んだ内容の可能性世界を呼び起こすってことでFA?本誌との擦り合わせもしないとな。 太宰さんの「彼が唯一生きて小説を書ける世界」って言葉で撃沈した。織田作大好きかよっ!!ってことは逆にだよ?太宰さんが織田作とまた酒を飲める世界は此処にしか無かったんだよ!?けど織田作は太宰さんを知らなくて、織田作が生きる事を望んで死ぬとか。なにそれ尊い。↓
  • 里愛乍
    2019/04/02
    ネタバレあり
    2018年劇場版の特典小説が完全版となって文庫化。単なるイフ物として軽い気持ちで読み始め、大打撃を喰らった当時を思い出します。正直読後直後は映画の内容が吹っ飛びましたからね…今回加筆修正されたことにより、ラストに向けての印象も変化し、芥川にはキツいなりにもほのぼのみを感じ、敦くんと森さんには新たなる可能性を感じました。そして例の場面は挿絵付きで…太宰さん…なんて切ない…本当にこの展開は…本当に!巻末の本書設定ラフ画は嬉しいサービス。鏡花ちゃんがかなり可愛い。